輸入食品だから安全と安心と楽しさのために心がけていること イタリアの食卓を楽しんでください

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オリーブオイルの偽物、または基準を満たしていないエクストラバージンが多く出回っていることは、以前ご紹介しました。この話題は、色々な記事として出ています。「オリーブオイルにせもの」と検索すれば、たくさんトピックスが出てくるはずです。私は、この仕事をしていますので「この品おかしいな」というのが分かります。オリーブ生産農家が生活できないような安価なもの、ラベルはイタリアだけど原産国がイタリアではないもの、あるいは日本の小売店でチラホラ見る品で生産地に行ってみると「あそこは持っている木の数に対して出荷量が多すぎる」と話題になっていたり。などなど

1本1本手作業で丁寧に。良い職場は、緊張感とともに笑顔もあります。

1本1本手作業で丁寧に。良い職場は、緊張感とともに笑顔もあります。

そうした品々は、やはり味の方も本来あるべきでは無いことが多くあります。そうしたものを購入されて「イタリア料理ってこの程度なの」「オリーブオイルの味って、ちょっと、、、」となってしまうことが、イタリアの食卓を日本に持ち込みたいと思って創業した私には残念でなりません。

箱詰め後も規則正しく、きっちりと。こういう仕事をしている会社は、納期などきっちり守ってくれます。私の所は、発注から10営業日でミラノ納品と非常にタイトなスケジュールなのですが、納期遅延は、8社あわせても年に2,3回です。日本への運送会社の方にもお褒めいただきますが、イタリアの生産者のおかげです。

箱詰め後も規則正しく、きっちりと。こういう仕事をしている会社は、納期などきっちり守ってくれます。私の所は、発注から10営業日でミラノ納品と非常にタイトなスケジュールなのですが、納期遅延は、8社あわせても年に2,3回です。日本への運送会社の方にもお褒めいただきますが、イタリアの生産者のおかげです。

イタリア現地の食卓は、シンプルで美味しいのです。私の役目は、お客様にしっかりした生産者を探してお客様に味を変えずにお届けする事です。そのひとつとして生産元を必ず訪問しております。食品博で美味しいサンプルを食べてもサンプル通り美味しいものを常に生産するかは別の話だからです

目利きをするにあたって私に相当な眼力があればその場で分かるでしょうが、確信を持つために訪問します。見るポイントは

1.整理整頓がされているか、衛生管理状態は
2.農園の手入れは、雑草とかオリーブの木の手入れは、ちゃんとしているか
3.働いている人の熟練度は、また、その人は自分の商品が好きか
4.生産している品に、地域的歴史的必然性があるか
※売れるからってだけで作っている品は良い品では無い場合が多いです。

細かい作業です。でも、とても丁寧。プロの仕事です。

細かい作業です。でも、とても丁寧。プロの仕事です。

ほかにも沢山ありますが、こういうことは来客があって準備していたとしても、しっかりしていない生産者はどこかにほころびがあります。また、日々のやり取りで「おかしいな」と思ったら、フィレンツェ人の10年来の仕事仲間に詳しくヒアリングしてもらっています。

逆にイタリアの生産者の人達から「最近売れてるの?」と良くも悪くもお尻をたたかれることが(笑)

全ては、お客様にイタリアの食を安心して楽しんでいただくために。

最後に少しだけ宣伝。
タジャスカ種のオリーブオイル、リグーリア州タジャスカ 2人の生産者飲み比べセット 9月4日(金)までの期間限定。レビューお書きただいたお客様へポイントバック付きの企画です。定価の20%OFFでお送りしております。

株式会社 il Bianco 加藤

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。