ひょっとしたら、ものすごいオリーブオイル職人かもしれない。

ウンブリア州スペッロ近郊のオリーブ畑
Photo:Adrian Michael / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

 

ひょっとしたら、

ものすごいオリーブオイル職人かもしれないです。

今回の旅で会う予定の人なのですけどね。

いろいろ調べていくと、「おお!」ということが多い。

 

いろんな条件が重なって、結果的にそこへ行くことになる。

私の場合、こういうパターンが多いのです。

今回の職人さんとのアポイントも同じ。

 

私が今仕入れている食の生産者の方たちとも、

近くに用事があって、たまたま立ち寄ったら、

すごかった。

そんな偶然の出会いばかりです。

 

さて、今回会う予定のオリーブオイル職人の方。

※会う前なので、名前は伏せておきますね。

 

この方にたどり着いた「いろんな条件」とは、

1.最初の訪問地、インペリアの駅が移転していたため、移動手段が鉄道中心からレンタカー中心になった。

2.ソロメオという町のことを知り、行きたくなったので、その周辺のオリーブオイル生産者を探した。

3.友人のジャンルカが、そのオリーブオイル職人を知っていた。

 

ということです。

 

そして、この生産者の方について調べてみると、驚くことがたくさん。

まず、農園があるのはウンブリア州。

 

ウンブリア州や隣のトスカーナ州では、2014年頃から異常気象による害虫被害で、オリーブ栽培が大きな打撃を受けてきました。

廃業した農園も多くあると聞いたこともあります。

 

そんな地域で、この生産者は有機栽培を続けています。

しかも、私が知る限り、害虫対策が難しそうな標高の畑で。

害虫と戦いながら、ずっと。

 

有機栽培で作るだけなら、作れるでしょう。

私も、酷い有機栽培農園を何度も見てきました。

有機栽培(オーガニック)だと、売れ行きが良いですからね。

でも、

「この実でオリーブオイルを搾るのか??」

と、虫食いだらけのオリーブを見て、ガッカリしたことが何度もあります。

 

ところが、この人は、決して有利とは思えない環境で有機栽培を続けながら、世界的に知られるオリーブオイルの評価誌「FLOS OLEI」でも非常に高い評価を受けている。

※FLOS OLEI 2027でも年間最優秀エキストラバージンオリーブオイルに選ばれています。2023年に続いて2回目の受賞です。

 

いったい、どうやっているんだろう。

 

商品の姿も良い。

ラベルやボトルに飾ったところが全くない。

きっと、昔のままなのだろう。

 

いいなぁ、いい!

調べれば調べるほど、頑なな職人の匂いがプンプンする。

 

そして、さらに調べてみたら、

「あら、日本でも販売されたことがあるみたい。。」

 

新発見ではないので、ちょっと残念。。

つまらん。

 

でも、会うのが楽しみ。

この人がどんな考えでオリーブを育て、どんな想いでオリーブオイルを作っているのか。

聞くのが楽しみでなりません。

 

ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。