南禅寺豆腐の豆乳カルボナーラ

このレシピの豆乳カルボナーラ。パンチェッタの旨みがたっぷり出ているから褐色です。

2025年4月21日に催したおから味噌仕込会の時に作ったランチのレシピです。

京都南禅寺豆腐の服部さん特別な豆乳だから出来るひと皿。

ベーコンは、御殿場の渡辺ハム工房さんのものです。

本物同士が醸し出す別次元の味わいです。

●材料 2人前
・パスタ:160g
1.9mm以上の太めの麺やショートパスタが、カルボナーラと相性が良いです。

・卵:Lサイズ2-3個
食べた後、残ったソースをパンにつけて食べると美味しいので多めがお勧めです。

・ベーコン:約30g
パンチェッタ(生ベーコン/塩漬けした豚バラ肉)があれば、ぜひ使ってください。
ただし国産のパンチェッタは、料理中に成分が焦げるのでお勧めできません。
欧州産のパンチェッタが無い場合は、ベーコンがお勧めです。

・パルメジャーノなどを削ったチーズ:適量。服部さんの豆乳なら、無くても美味しいです。

・オリーブオイル:少々

・白ワイン:少々

・パスタを茹でる塩:概ね1%の塩分濃度で茹でます。イタリア産の粗塩がお勧めです。

・豆乳:お好みで、私はおおよそ一人前あたり50ccを使っていますが、多すぎても大丈夫です。

・ジェノベーゼペースト(一人前あたり大さじ一杯程度)

・粗挽き黒コショウ少々(お好みで)

●つくりかた
1.卵を割ってボールに入れ、そこに豆乳を入れて準備しておきます。
 卵は、まだ溶きません。溶くのはパスタに加える直前です。

2.ベーコンをフライパンで”温める”
フライパンに少量のオリーブオイルをひいて、ベーコンを入れ火を弱火でつけます。
ベーコンは「炒める」と言うよりは、「熱を加えて旨みを出す」ことが目的ですので、ゆっくり時間をかけます。

本物のパンチェッタだから出る色。
御殿場の渡辺ハムのパンチェッタを使いました。

3.パスタをゆで始める

4.茹で上がったパスタにオリーブオイルを塗して、ジェノベーゼペーストを加えジェノベーゼのパスタを作ります。

5.ベーコンを温めているフライパンに白ワインを加える
ベーコンが、こんがりキツネ色になったら、ここでベーコンに行き渡るくらいの白ワインを加えます。恐らく80ccから50cc

そうすると「ジュー」と音がして、ベーコンの中のうま味が出てきます。※ここが大事
アルコール分と水分を飛ばします。

白ワイン投入直後。この色が出れば美味しさ確定

5.具材を合わせます。※ここからが勝負
準備した、卵&豆乳を溶きます。
もし、ベーコンの準備が早すぎて(概ね3分以上)冷めてしまっていたら、一度フライパンを温めておいてください。

6.4で作った「ジェノベーゼのパスタ」をフライパンに入れます。

7.「豆乳&卵」をいれて、軽く煮詰めて全体が馴染めば出来上がり。
お皿に盛りつけて、お好みで粗挽き黒コショウを挽いていただきます。

ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。