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2019.01.26

店主が家族と友人のために探したのが始まりの味と香りが最高で飲んでも美味しい新鮮なオリーブオイル

hinatanoが大事にしたいこと

hinatanoで紹介している品々は、最初は私がお世話になった人々へ喜んでもらいたくて探した品です。
本物のエキストラバージンオリーブオイルは飲んでも美味しいもの。そのままの味でお届けしたいと思ってはじめました。

職人さんの想いを大切に

ボンゴレとトマトのパスタ。仕上げはやっかりエクストラバージンオリーブオイル

美味しいものは人を笑顔にしてくれますよね。

元々広告業界にいた私が、お客様の笑顔を見たくて飲食業界を志したのは1996年のことです。

数多くある料理のカテゴリーの中でイタリアンを選んだのは、母が作ってくれたスパゲッティが好きだったことと、広告業界時代にお客さんから聞いていたイタリアの食卓の楽しさへの憧れからでした。

肩肘張らず、家族や仲間達と囲むワイワイと賑やかな食卓。なんだか楽しそうじゃないですか。私は母子家庭で育ちましたので大人数の賑やかな食卓への憧れもありました。

カプレーゼ南イタリア、オリーブオイルがお皿に溜まっています(笑)

自分のお店を持とうと思っても全くの素人。そこで、まず最初に業務用の食材配送の仕事をはじめました。繁盛しているお店と潰れてしまうお店の違いを厨房の裏側から見てみたかったからです。

運んでいたのは業務用の缶詰や瓶詰めなどの乾物類。ある夏の日、倉庫の外にあるエアコンの室外機の前にワインの箱が山積みにされているのを目にします。なんでも置く場所が無いからと倉庫の人が置いたようでした。

ワインのことは多少知っていたので、何が置かれているのだろうと見てみると、ブルネッロ ディ モンタルチーノの1985年もの。驚いたのと同時に、これを作った職人さんの事を想うと悲しくなったのを覚えています。ブルネッロ ディ モンタルチーノは高級ワインということもありますが、それを作り出すのに大変な労力が必要だと言うことを知っていたからです。

子供の頃から漁師のアルバイトをしたり、親戚に農家がいたので、食の作り手の人達はお客さんが喜んでくれることを想いながら仕事をしているのを知っていました。このワインの作り手の人達は、自分たちの想いが、このように扱われているのを知ったら悲しむだろうと強く感じたのを覚えています。

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そんな経験を経て、1999年の4月にイタリアへ渡ります。お店で働いて料理の勉強をしたかったのですが、つても無く、素人で言葉もろくに喋れない私が入れるお店はありません。ですから、最初はひたすら勉強です。言葉、歴史、衣食住の全て。そして、日本に持ち帰る「イタリアのおいしいものはどこにあるか」を探しました。

当時から日本のイタリアンはレベルが高く、イタリアよりレベルが高いのではと思ったほどです。でも、イタリアのことをよく知る人達は「本物のイタリアが無い」と口を揃えて言っていました。その本物とは何かを探すためにレストランでコックをやったり、ピザの修行をしたり、イタリア中を旅したりして約4年滞在する事になります。

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最初の3年は、勉強のほかレストランで働いたりイタリア中旅をして自分なりの答えを見つけ、2006年からはフィレンツェでピザの修行に就きました。しかし、困ったことに渡伊直後から手足の平が割れるアレルギー性の疾患にかかり、そのうち歩くこともままならない状態になってしまいました。

あの頃、その疾患は難治性で治る見込みが無いとされていたのでピザの修行は断念。色々考えた挙げ句、違った形でイタリアのおいしいもので役に立ちたいと思って食材の輸入をすることにしました

食材の輸入をするにあたって思い出したのは、食材配送時代に見た屋外に山積みにされていたワインのことと、イタリアのスーパーで見かけた変色した日本酒です。日本とイタリア双方とも互いの本当の味を知らないのでは無いかと思い、食品輸入に関しての事を色々調べて、美味しいものを美味しいままにお届けするのを大事にした今の輸入方法に至っています。

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古き良きイタリアの味をお届けしたくて

次に取りかかったのは商材探し。自分が好きで使っていたオリーブオイルの製造元や日本でも日常的に使いやすいだろうと思う食材の生産者を探しました。

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私のイタリア滞在には大変多くの方のお世話になっていました。家族、友人、それに会社勤めをしていた頃のお客様やその会社の方達には、私が金欠で一時帰国した際には働く場をくださったり、社の催しに参加させていただいたり暖かく接していただきました。

そのお世話になった方々に喜んでいただく事を思い描きながら、信頼できる職人さんを探してまわりました。意外かも知れませんが、イタリアの食もだいぶ工業化されていますし、地方によっては多少のインチキも良しとする風潮があるので、実際に農園や工房へおじゃまして、ちゃんとした安心できる生産者かを見て回りました。この仕入れ前に訪問するのは今でも続けています。

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巡ってみると、たくさんの出会いがありました。良い職人さんは皆、頑なと申しましょうか、強い個性と拘りのある人達。そして皆口を揃えて大事にしているのは「古き良きイタリアの味」本物のイタリアの味です。

そうした出会いの中の一つが、ブルーナ家の人達と、このオリーブオイルです。今の社長のフィリッポには、私と同じくらいの子供がいます。彼と同じように離乳の頃には、このオリーブオイルを離乳食に使用していました。

フラントイオビアンコ社の人達と2007年

hinatanoのこと

私は2007年に創業しました。何年もご愛顧いただいているお客様がいる一方で、ずっと小さい会社のままです。友人達は皆「商売が下手」と言ってくれます。そして「良い仕事をしているのに埋もれていてはいけない」「もっとたくさんの人に楽しんでもらえるはず」とも言ってくれます。

そうして私の背中を押してくれて行き着いたのがhinatanoです。
hinatanoの名前の由来は、ブルーナの畑に仲間達と一緒に訪問した際に、仲間の一人が感じたそのままが文字になりました。

お日様いっぱいのイタリアの古き良き食の原風景。美味しさと一緒にお届けできると嬉しいです。

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