« | »

2019.01.26

北イタリアのうるさ方が認める味

北イタリアのリグーリア州は、オリーブオイルの名産地

このオリーブオイルの産地は、フランスとの国境に接しているリグーリア州。この地の人達はイタリアでも頑な気質で知られています。

Googleマップでリグーリア州を検索してFrantoio(イタリア語で搾油場、多くの場合オリーブオイルの生産者を意味します)と検索してみてください。軽く50以上の生産者名が表示されます。実際には100以上の生産者がいるのですが、それでも有名なオリーブオイルコンテストの本(FLOS OLEI)に出てくるのはわずか数社、一方、同じく有名な産地のトスカーナ州からは150くらいの生産者が名乗りを上げてきます。リグーリア州のオリーブオイル生産者は、華やかな他者からの評価よりも、自らの仕事を大事にする職人気質の塊のような人達です。

薄い緑の木は全部オリーブ。オリーブの中に人が住んでいる。リグーリア州の海沿いは、そんなところです。

薄い緑の木は全部オリーブ。オリーブの中に人が住んでいる。リグーリア州の海沿いは、そんなところです。

北イタリアのうるさ方も認めるオリーブオイル職人

当然この地の人達は、お気に入りのオリーブオイル生産者がいて、海外で有名な生産者のオリーブオイルでも、隣町になると「そんなオリーブオイル聞いたことが無い」となるのですが、このオリーブオイルの生産者のFRANTOIO BIANCO社とブルーナ家のことは有名。

200年前からの農園を守るのは5代目のヴィンセンセンツォ・ブルーナさん。社長業は息子に譲り、いつも山の畑にいます。

200年前からの農園を守るのは5代目のヴィンセンセンツォ・ブルーナさん。社長業は息子に譲り、いつも山の畑にいます。

私もあの地の色々な宿やレストランで「FRANTOIO BIANCOのブルーナ家の人達と仕事をしている」と話すと「ああ、あそこの人達は良い仕事をしているよね」とよく言われます。ライバルのオリーブオイル生産者が多いのに、手間のかかる有機栽培だけを山奥で200年続けていることに、この地の人達は一目置いていると思います。

北イタリアの山奥で手作りのオリーブオイル

収穫も搾油も全て手作業。仕事ぶりは実に丁寧。12年仕入れていますが、味が変わったことは一度もありません。
きっと200年間ずっと続けているのだと思います。

オリーブの収穫
搾りたてのオリーブオイル

北イタリアのうるさ方も認めるオリーブオイル。ぜひご覧になってみてください。

copyright © hinatano all right reserved.