2017.05.15

糖質制限ダイエットに必要な良い食物油についてご案内します

サラッとしていて美味しいオリーブオイル

糖質制限ダイエットと美容に最適なオリーブオイル

糖質制限ダイエットと美容に最適な油脂分はエキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイルとさせていただきます)から摂るのが良いと思います。

なぜなら、しっかり管理された鮮度の良いオリーブオイルなら、それ自体が太りにくいからダイエットに適した食物油ですし、美容に良いのは地中海式ダイエットと言われるダイエット法が昔からあるくらいですから実績十分。それに古代ローマ時代から赤ちゃんの補助食として使われていたくらい脂肪酸のバランスも良いのです。

でも、例え本物のオリーブオイルでも、選び方一つで糖質制限ダイエットどころか美容にも健康にも悪い場合があります。

オリーブオイルが糖質制限ダイエットや美容に適している理由と、どんな効果や効能が期待できるかや選び方をご案内します。

美容のための糖質制限ダイエットに必要な油脂

糖質制限ダイエットには、良質なタンパク質と油脂が必要になることは知られています。このふたつを使って糖質から得られるブドウ糖に替わって、体脂肪を燃焼させてエネルギー源にするのが糖質制限ダイエットです。でもカロリーを気にして油脂を減らしすぎたら、カサカサ肌になってしまうので美容にとっては逆効果。ですから太りにくい油脂を選びたいですよね。

糖質制限ダイエットに適している良質なタンパク質は、お豆腐や鶏肉などが挙げられています。これらの食品は、美容やダイエット食以外にもスポーツ選手の肉体改造にもよく登場してきます。脂身が少なく水飴などで加糖を行う練り物系以外のもの。と考えると概ねあたっているので、タンパク質の摂り方は分かりやすいと思います。分かりにくいのが油脂の摂り方と選び方

糖質制限ダイエットと脂質に関連した記事を読み込むと、オメガ3、オメガ6など専門用語が出てきます。個人的には、これがすごく分かりにくい。青魚の油や野草系などと分類してくれれば良いのですが、一概にそうでも無いみたいですし。私はオリーブオイルなどイタリアの食を仕事にしていますが、オメガなにがしというのは実に覚えにくいですし探しにくい(苦笑)

さらに糖質制限ダイエットで面倒にしてくれるのが、糖質制限ダイエットや美容関連の情報ごとに言っていることが微妙に違うこと「オメガ」のような専門用語が出てくる糖質制限ダイエット関連の記事ごとに、糖質制限ダイエットに推奨されている油脂分や食物油の種類が記事ごと微妙に違っています。

例えばバターやラードなどの飽和脂肪酸と言われてる油脂類を糖質制限ダイエット中の摂取を推奨している記事もあれば、避けた方が良い油として紹介している記事もあります。確かにバターやラードのような飽和脂肪酸を摂り過ぎると肌が油っぽくなり、美容に悪そうな気がしますよね。これは私にも分かります。

特大ブラータ

そこで、糖質制限ダイエットで有名なジムなど、糖質制限ダイエットの概要を紹介している記事や本など読み込んでみました。そこに書かれていることはシンプルで

1.糖質制限ダイエットは、糖質を体内に取り入れるとできるブドウ糖の替わりに、ほかの栄養素から体を動かすエネルギーをつくること、この糖新生と言われる糖質に替わるエネルギーをつくる過程は、肝臓でタンパク質や油脂などを基に行われている。だから油が必要

2.油脂は重量あたりのカロリーは糖質よりも高いけど、太らない理由は糖質よりも脂質の方が体内に蓄積されにくいから。

3.動物性の脂肪(飽和脂肪酸)はエネルギー源になるけど、体に付きやすいので摂りすぎ注意

美容のための糖質制限ダイエットを成功させるには、良質なタンパク質と油分は必要。でもオメガの何番と何番をどのような比率で摂らなければならないと糖質制限ダイエットが成功しない。という面倒なことは無さそうでした。

私の専門分野のオリーブオイルに関しても言えるのですが、専門家以外の方が書かれた記事やサイトがあり、そこでは時々間違っている情報を目にします。オリーブオイルで例をご紹介すると「偽物オリーブオイル」。”硫酸銅をまぶしたオリーブの実を使って偽物オリーブオイルがあるからオリーブオイルは危険”という記事を目にすることがありますが、以前イタリアで摘発されたのは、硫酸銅をまぶした瓶詰めのオリーブです。オリーブオイルの方は産地偽装。搾って原型が無くなってしまうオリーブの実に色を付けてから搾るような事はやらないと思います。簡単に情報を取れる世の中ですが、真贋の見極めは結構大変ですね。

さて、私も専門はオリーブオイルですので、オリーブオイルの話を中心にご案内します。

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

美容と糖質制限ダイエットを助けるオリーブオイル

鮮度がよく良質なエキストラバージンオリーブオイルだったら、ほかの一般的な食物油より体内に蓄積されにくいので美容と糖質制限ダイエットの手助けには良いと思います。1番の理由は作られる工程で加熱されていないこと。良いオリーブオイルは飲んでも油っぽさが全く無く、さらりと飲めてしまうのです。それに吸収されにくいので太りにくい

ほかにも良いことがてんこ盛り

1.良質なオレイン酸だからよいこと

a.腸内が活性化されたり、潤滑油の役目もするので便秘の解消が期待できます。腸の掃除ですね。
b.オレイン酸は胃での滞在時間が短いので胃酸の分泌などが少ない。結果的に胸焼けや胃酸過多、胃潰瘍、十二指腸潰瘍になりにくくなると言われてます。つまり胃腸に優しいので内臓に負担がかかると一部で言われている糖質制限ダイエットには嬉しいです。
c.悪玉コレステロールをやっつけるので、善玉コレステロールと善玉菌が増えやすい環境を作れると言われてます。

2.抗酸化作用のあるビタミンEのうち、最強のビタミンE「αトコフェロール」が豊富
このαトコフェロールの抗酸化作用は、肌や血管などの老化予防に高い効果があると言われています。

3.そのほかもポリフェノールが複数含まれていたり、良いことたくさん

オリーブオイルのことをご紹介した過去の記事です。

オリーブオイルがほかの食物油に比べて、何が違うかはこちらにご案内しています。
健康のために良いとされているオリーブオイル なぜ他の食用油より優れているか

抗酸化作、美肌に良いαトコフェロールはこちらをどうぞ
オリーブオイルに含まれる肌や体に良い成分ビタミンE(αトコフェロール)について

イタリアに住んでいた頃のサラダです。トマト、豆、葉物野菜にパプリカ、この後は、ツナかモッツァレラチーズ。

美容には糖質制限よりも地中海式ダイエットのイタリア

イタリア人も当然美容に強い関心があります。昨年あたりから糖質制限ダイエットの記事をチラホラ目にするようになりました。しかし糖質制限ダイエットはイタリアでは流行らないような気がしています。

「あの国の食卓からパスタとピザを抜いたら何が残る?」というのもありますし、地中海ダイエットの考え方が、彼らの食生活に馴染んでいるような気がします。地中海ダイエットとは、「オリーブオイルを中心に置いて、色々な食事をバランス良く摂りましょう。」です。決して痩身が主目的ではありません。それに節制や忍耐って、なんとなくイタリアっぽく無いのです(笑)似合わない。

もうひとつ、自分も糖質制限ダイエットをやってみて驚いたのが、”ハムやソーセージが糖質制限ダイエット中は避けた方が良い食べ物”に分類されていることです。そういえば、日本ではハムなどに水飴とかが使用されているのですよね。国産の生ハムには豚の薄切り肉に水飴でコーティングしているものもありますし。イタリアで一般的に流通しているハムやソーセージ、生ハムは、水飴は使用していません。日本では知らないうちに糖質を摂らされているのかも知れないですね。

ボルディーノのタリアータとアスパラ

糖質制限ダイエットと美容に良いオリーブオイルの選び方

美容にも健康にも良くて、糖質制限ダイエットにもうってつけのオリーブオイル(エキストラバージンオリーブオイル)良いことたくさんですが、選び方が難しいのが難点です。値段の差が激しいし偽物もあると聞かれた事があると思います。

偽物のオリーブオイル煮関しては、全く別物の食物油がオリーブオイルとして売られているよりも、元々本物のオリーブオイルが劣化して、美容やダイエットに良い成分が失われているのが個人的には問題だと思っています。なぜなら、そのようなオリーブオイルは、そこそこのお値段で有名なお店で売られている場合があるからです。

劣化で1番ありがちな原因が温度管理

エキストラバージンオリーブオイルは概ね35℃を越えると「遊離脂肪酸と言われる消費されないと中性脂肪になる成分が増えてしまう」のです。このようなエキストラバージンオリーブオイルを糖質制限ダイエットに使用したら残念すぎます。私も常日頃思うのですが、体重落とすのはすごく大変じゃないですか?ダイエットとして美容に良いと謳っているオリーブオイルで知らないうちに体脂肪が付いたら。残念すぎです。

オリーブオイルが熱で劣化する件は、こちらに詳しくご案内しています。
オリーブオイルが熱によって劣化する 遊離脂肪酸編

それとオリーブオイルの選び方に関してです。オリーブオイルは、「ピュア」や「エキストラバージン」とか文言がたくさんあって分かりにくいです。それらをできるだけ簡単にして、オリーブオイルの選び方をご案内しております。こちらをどうぞ。オリーブオイルの選び方

北イタリアからのオリーブオイル

オリーブオイルの味が悪くなっているのが流通している?そんなことは稀なのでは?と思われるかも知れませんが、35℃で劣化するオリーブオイルの輸入に、コンテナ内の温度が50℃近くになるコンテナ船での輸入が主流だという事実があってしまいます。でもきっと、一般の方は味の違いを感じされない場合が多いと思います。オリーブオイルをたくさん飲んだ経験があるような方で無いと分からないかも知れません。

でも、せっかく生産者が丹精込めて美味しく作ったオリーブオイルや食品を、私のような中間業者が味を変えてはいけないと思うのです。そう思って、2007年から物流に拘ったイタリア輸入食材のインポーターを営んでいます。

糖質制限ダイエットと美容に良い食物油のまとめ

糖質制限ダイエットと美容に良い食物油にはエキストラバージンオリーブオイルがお勧めです。糖質制限ダイエット中に摂る油脂に関しては諸説ありますが、地中海式ダイエットで実績があるオリーブオイルをお勧めします。

良質なエキストラバージンオリーブオイルには、健康や美容に良い成分もたくさん。抗酸化作用のあるビタミンE、ポリフェノールが複数入っています。特に製造過程で加熱処理をされていないので、油っぽく無いですし、体に付きにくい食物油とされています。

ただし、エキストラバージンオリーブオイルは鮮度が大事。例えば温度管理が不十分でしたら遊離脂肪酸が増えてしまっています。しっかり管理されているオリーブオイルを専門店で探されるのをお勧めします。

hinatano

2016.12.11

オリーブオイルを飲むから得られる健康に良いこと

エキストラバージンオリーブオイル

オリーブオイル飲むと何が健康にいいのか

エキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)を健康やダイエットのために飲むという方法があります。

でも、健康に良いとは言え、わざわざオリーブオイルを飲まなくても食事に取り入れるだけでは駄目なのか。
オリーブオイルを飲まなければ得られない健康に良いこととは何かをご案内します。

 


 

飲むから得られる オリーブオイルの健康に良いこと

飲むから得られるオリーブオイルの健康に良い成分は、オレイン酸などの成分とポリフェノール類。
オリーブオイルを飲むことによってこれらを一度に摂ることができます。この脂肪酸のバランスは、母乳に近く非常に健康に良いです。オリーブオイルを飲むということは、これら健康に良いオリーブオイルの成分を無調整で飲むと言うことです。

熱が加わるお料理に使うと、若干ですけど健康に良いオリーブオイルの成分が熱で変わります。
例えばエキストラバージンオリーブオイルは、酸度0.8%が国際基準ですが、この酸度というのは遊離脂肪酸の量のことです。遊離脂肪酸とは体内に取り入れた後、エネルギーとして消費しないと中性脂肪になる脂肪酸です。この遊離脂肪酸はオリーブオイルに熱が加わると増えてしまいます。

関連記事:オリーブオイルが熱によって劣化する 遊離脂肪酸編

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

では、サラダなど熱を加えないお料理でオリーブオイルをいただくのと、オリーブオイルを飲むのと何が違うかと言いますと、効果と効能が違ってきます。

例えば便秘の改善。オリーブオイルを飲むことで主成分のオレイン酸が腸を活性化させます。またオレイン酸は腸で吸収されにくいので便を軟らかくしたり潤滑油の役目もします。

またオリーブオイルダイエットも、オリーブオイルを飲むのと得られる効果効能です。オリーブオイルを飲むことには、カロリーのことを気にされている方が多いのですが、オリーブオイルは鮮度が良ければ遊離脂肪酸の量も少なく、オレイン酸は体に吸収されにくいのでカロリーの数字よりもずっと体につきにくいです。

 


 

豪快な食べっぷりのイタリア人も肥満率はアメリカ人の三分の一

イタリア人の肥満率は10%でアメリカ人の肥満率34%よりも遙かに低いです。
アメリカ人よりも食べないのでは?とお思いかも知れませんが、食べます(笑)

イタリアの田舎の食堂で食べるパスタ

1食をちゃんと食べると、
1.前菜、2.パスタ(1人前100g)、3.肉か魚の料理(同時に付け合わせ)4.デザート、そして5.食後酒やエスプレッソ。

または、ピザの標準的な1人前の大きさは、直径30cm以上はあります。ピッツェリアで食事をする際には、サラダなどの前菜とデザートもいただきます。これらの量は、イタリア人の女性もいただいています。

 


 

健康に良いオリーブオイル 飲むのに適したものは

オリーブオイルを飲むと健康に良い効果や効能があるのを分かっていても油を飲むのはちょっと。と思われる方も多いのですが、もともとオリーブオイルはオリーブの実の生搾りジュースです。

オリーブオイル

言葉や文章だけでは、なかなかお伝えしにくいのですが、オリーブオイルで鮮度が良いものは飲んでも美味しいです。
オリーブオイルの鮮度は、酸素よりも熱や光で劣化します。オリーブオイルの主成分のオレイン酸は酸素に強いです。

私のところには仕事柄、開封したサンプルのオリーブオイルがたくさんあるのですが、開封してから半年経ったのも飲んでいます。栓さえしておけば酸素による酸化はしません。もし酸化臭がしたら、ほとんどの場合は蓋周辺についているオリーブオイルです。拭き取れば酸化臭は消えるはずです。

飲むのに適したオリーブオイルの味ですが、私は飲みやすいのでマイルドでフルーティーな味のオリーブオイルをおすすめします。これらは魚介類料理にあうといわれているオリーブオイルです。

 


 

まとめ オリーブオイルを飲むから得られる健康に良いこと

オリーブオイルを食事から摂るのとオリーブオイルを飲むのとの1番の違いは、効果と効能です。
便秘の改善などは、オリーブオイルを直接飲まないと得られない効果効能です。

オリーブオイルは鮮度さえ良ければ、オリーブの実の生搾りジュースです。多少の苦み辛みはありますが、とても美味しい味がします。もし、オリーブオイルを飲んだ経験がお有りになって、美味しくなかったら、まだ本物のエキストラバージンオリーブオイルに出会えてないのかも知れないです。

 

関連記事:健康のために良いとされているオリーブオイル なぜ他の食用油より優れているか

2016.11.07

オリーブオイルに食物油を替えるとやせる要因

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

オリーブオイルはやせる食物油?

エキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)は、太りにくい要素がいくつかあります。
加えて、やせる効果もある珍しい食物油となりそうです。
簡単に、でも詳しくご案内します。

 


 

オリーブオイルに食物油を替えるとやせると考えられる要因

オリーブオイルを使ったらやせるというのは、こんな要因からみたいです。

 

やせる要因その1.オリーブオイルの主成分がオレイン酸

オレイン酸は、消化吸収されにくい脂肪酸です。
例えば、オリーブオイルの効能として知られている便秘解消の場合、オレイン酸が主成分のため胃で消化されずに腸まで届き、腸を刺激したり滑らかにするから効果があると言われています。

 

やせる要因その2.ポリフェノールの効能

オリーブオイルに含まれるポリフェノールのうち、オリーブにしか存在しないオレウロペインと言われるものは、体内でアドレナリンを活性化させて新陳代謝を活性化させてやせる効果があると言われています。

 

三つ目のやせる要因としてオリーブオイルの遊離脂肪酸の酸度(日本では酸価と言います)0.8%というのも考えられますが、実は遊離脂肪酸の酸度が低い食物油はほかにもあります。

ただし、エキストラバージンオリーブオイルは、搾っただけで0.8%の酸度ですが、ほかの食物油(ピュアオリーブオイル含む)などは、精製して酸度を下げています。

精製とはどのようなものかと申しますと、ピュアオリーブオイルの場合は、酸度を下げるために水酸化ナトリウムを使用します。あるいは不純物を取り除くときには高温の蒸気を使用したりします。
いかがでしょう、酸度が低くても体に良い感じはしないですよね。

鮮度の良いエクストラバージンは、オリーブの実の生搾りジュース

それに、どんな油脂類も熱が加わると吸収率が上がると聞いたことがあります。
ですから熱を加えずに搾るエキストラバージンオリーブオイルは太らないと。
今、熱と吸収率の具体的な根拠を探しています。分かったら改めてご報告させていただきます。

 


 

ピュアオリーブオイルではやせる効果が少ないと思われる理由

オリーブオイルがやせると言ってもピュアオリーブオイルだと少し様子が違うようです。
ほかの食物油よりやせるというレポートを見たことがあるのですが、エキストラバージンオリーブオイルに比べると効果が低いです。

パンとオリーブオイル

違いは精製過程でやせるのに有効なポリフェノールなどが全部無くなってしまうからです。
ですから、もしオリーブオイルダイエットをされる場合も、エキストラバージンオリーブオイルをおすすめします。

 


 

オリーブオイルも保管条件次第でやせる食物油で無くなります。

オリーブオイルにも入っている遊離脂肪酸とは、体内に入るとエネルギーになりますが、消費されないと中性脂肪になり体についてしまいます。この遊離脂肪酸は、オリーブオイルの保管温度で増えてしまうことが分かっています。つまり管理が悪いとやせる食物油から、ただの食物油になってしまうということです。

マイルドで美味しいオリーブオイル

もうひとつ、光もオリーブオイルを変化させます。
光はオリーブオイルの色の基になっている葉緑素を分解させて(光合成)酸化物を出します。この酸化物からオリーブオイルを守ろうとして、やせる効果があるポリフェノールが使われてしまいます。

 

オリーブオイルが劣化する条件と内容をご案内した記事です。ご参考になれば幸いです。

オリーブオイルが熱によって劣化する内容をご説明します。遊離脂肪酸編
オリーブオイルが熱によって劣化する内容をご説明します。ピロフェオフィチンa編
光がエキストラバージンオリーブオイルをどのように劣化させるかご説明します。

 


 

まとめ オリーブオイルに食物油を替えるとやせる要因

オリーブオイルの成分は、消化吸収率が悪いオレイン酸が主成分ということと、オレウロペインという新陳代謝を活性化させるポリフェノールの効能からやせる食物油とも言えるかも知れません。

でも、オリーブオイルを温度や光からしっかり守ってあげないと、遊離脂肪酸が増えたりポリフェノールが減ってしまったりします。エキストラバージンオリーブオイルは、オリーブの実の生搾りジュースです。鮮度が大事。だと思います。

2016.10.31

オリーブオイルは太る? 本来は太りにくい食物油だという理由をご案内します

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

オリーブオイルは太る?太らない?

エキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)は健康に良いので飲みましょう。
でも高カロリーで太ってしまうので飲み過ぎには注意しましょう。こういう記事をよく見かけます。

ダイエット効果もあると言われているオリーブオイルは、飲んだら太るのか太らないのか?

よく読むとオリーブオイルの大事なポイントが抜けているのに気がつきました。
オリーブオイル輸入者の視点でご案内します。

 


 

オリーブオイルは太りにくいオレイン酸が主成分

オリーブオイルダイエットでは、概ね大さじ2杯(約200キロカロリー)飲むことを推奨されます。
普通の油を200キロカロリーも毎日摂ったら太ります。

オリーブオイルは、インスリンの分泌量が減るから等のダイエット効果があると言われていますが、
本当なのか不安になられると思います。

マイルドで美味しいオリーブオイル

色々な理由から、本来エキストラバージンオリーブオイルは、太りにくい食物油だと思います。
一番の理由は、主成分が体に吸収されにくいオレイン酸だからです。
この吸収されにくい特徴から、腸の潤滑が良くなり便秘解消や、飲み過ぎると下痢のようなお通じになることもあります。

以前の記事です。
便秘改善にエキストラバージンオリーブオイルをお勧めする理由と体験談をお話しします。

 

実際、イタリアではオリーブオイルをショットグラス程度の量を飲む人もいますが、太っていません。
イタリア人の肥満率は10%で、アメリカ人の34%に比べれば遙かに少ないです。

私もイタリアに住んでいるときは、家内と二人で毎週1リットルくらいオリーブオイルを摂っておりましたが、二人とも太ることはありませんでした。私の今の体型は、日本の酒類が原因です(苦笑)

ただし、これはあくまでも国際基準を満たしたエキストラバージンオリーブオイルの話です。
エキストラバージンオリーブオイルは、オリーブの実の生搾りジュースです。
高温に晒されたりすると、あっという間に条件が変わってしまいます。

 


 

ピュアオリーブオイル飲み過ぎて太る血液になった経験

今から20年前の話です。
まだインターネットなどが普及していませんでしたので、本などからイタリアの食を勉強していた頃です。

テレビでイタリアのお爺さんがやっていた「オリーブオイルを飲む」を体験したくてピュアオリーブオイルを毎日少量摂っていたら、血中中性脂肪が500近く上がった経験があります。

「イタリア人はこんな油っぽいものを飲んでいるか??」と思ったものですが、イタリアに住んでみたら、彼らが飲んでいるのは鮮度の良いエキストラバージンオリーブオイルでした。

オリーブオイルのティスティング

ピュアオリーブオイルを飲むオリーブオイルとして推奨されている方もいらっしゃいます。
推奨される理由は、「味が無いので飲みやすいから」が多いのですが、エキストラバージンオリーブオイルの辛み苦みはポリフェノール。ポリフェノールもオリーブオイルから摂れる非常に体に良い成分です。

 


 

太らないはずのオリーブオイル、でも劣化して遊離脂肪酸が増えたら

どんな食物油も温度が加われば、消化吸収率が上がるのはよく知られています。つまり太るということですよね。
エキストラバージンオリーブオイルは、収穫から搾油まで温度を上げない方法(低温圧搾あるいは、コールドプレスと言います)で搾られている珍しい食物油です。

そんなエキストラバージンオリーブオイルも、産地から日本へ運ぶ途中や日本国内で温度が上がってしまえば、状態は変わってしまい太るオリーブオイルに変化してしまいます。

オリーブオイルの低温圧搾の目安はおおよそ30℃以下。
その温度を越えないように生産者は一生懸命仕事をします。
ですから、その温度を越えない方法でお客様の手に渡るまで輸送することが大事だと思います。

オリーブオイル

高温になってする変化の一例が遊離脂肪酸です。
この遊離脂肪酸は、カロリーとして消費しなければ血中中性脂肪になり、最終的には体について太ってしまいます。
つまり温度管理されずにいたエキストラバージンオリーブオイルは太るオリーブオイルになってしまっている。
こんなこともあり得ます。

 

以前の記事です。
オーストラリアの公的な研究機関のレポートを基に、温度で遊離脂肪酸が増えることをご案内しています。

オリーブオイルが熱によって劣化する内容をご説明します。遊離脂肪酸編

もうひとつ、以前の記事です。
温度管理してそうなオリーブオイルの探し方のご参考になれば幸いです

オリーブオイルの選び方、通販で買うときに味を知る方法についてご説明します。

 


 

まとめオリーブオイルは太る?

1.エキストラバージンオリーブオイルは、主成分がオレイン酸だったり製造過程で熱が加わっていなかったりの理由で、本来は太りにくい食物油。例えばイタリア人の肥満率は、アメリカ人の1/3

2.エキストラバージンオリーブオイルは、本来は太りにくい食物油ですが、温度管理などが悪いと遊離脂肪酸が増えたりして、太る食物油に変わってしまいます。

最後に、これは私の品です。
ご一読いただけますと幸いです。

2016.08.12

便秘改善にエキストラバージンオリーブオイルをお勧めする理由と体験談をお話しします。

マイルドで美味しいオリーブオイル

便秘改善エキストラバージンオリーブオイルをおすすめする理由

便秘にお勧めする一番の理由は、エキストラバージンオリーブオイルはオリーブの実の生搾りジュース。
自然食品そのものだからです。薬などよりずっと良い。それに実際効果もありました。

しかし、ご紹介するのは ”たまたまそうなった” という内容で極端な例です。
お話しする内容をそのまま行うのはお勧めいたしません。念のため。

 


 

エキストラバージンオリーブオイルは確かに便秘に効果があった

便秘に対するエキストラバージンオリーブオイルの効能は、腸の動きを活性化させるとか、オレイン酸が主成分なので腸で吸収されにくく潤滑油の役目をするなど言われています。実際効果があることを体験しました。

 

この仕事を始めるにあたってオリーブオイル生産者の訪問を始めた頃の話です。
今でも取引のある南イタリアの生産者は、当時から数十種類のオリーブを生産していました。初回訪問の時「一通り味見をしましょう」ということになり、オリーブオイルをフレーバー付き含めて13種類ほどを、各大さじ2杯程度テイスティングしました。時間帯は、確か午後3時から4時頃にかけてだと思います。

オリーブオイルの味見

 

一通り商談が終わって農園を出てから約30分後、急に腹痛が始まりそのまま最寄りのトイレに駆け込み。
しばらく出られませんでしたが、そのあとはスッキリ。夕食も宿泊した町の食堂でパスタと肉料理をガッツリ頂戴しました。

当時は便秘とエキストラバージンオリーブオイルの関係についてよく分かっていなかったので、「いったいさっきの腹痛は何だったのだろう?」といった不思議な感じだったのを記憶しています。

 

”お通じに効いた” という私の体験談だったのですが、あらためてご注意いただきたいことを。
この時は何しろ量が多すぎです。オリーブオイル生産者の人達は、オリーブオイルのティスティングを毎日のようにやっていたので体が慣れていたのでしょうけど、普通は体がビックリしてしまうと思います。よく推奨されている1日大さじ2杯程度で時間をかけて改善するのがよろしいのではないでしょうか。

あと、あの時は、胃腸が休んでいる食間に大量のオリーブオイルを飲んだも事も急激な反応が起きた原因だと思います。

 


 

便秘に効果があるエキストラバージンオリーブオイルは美味しい

そもそもですが、エキストラバージンオリーブオイルと言えでも、大さじ換算で20杯も飲めるの?
胸焼けなど、飲んだ後に胃腸が変調を起こさないの?心配になりますよね。

でも本物のエキストラバージンオリーブオイル、それもオリーブ農園でいただくものは全然油っぽくありません。
後味がスッと抜けて爽やかなものです。

私は農園で食べるのと同じ味でお届けする事を大事にしていますので、お送りするオリーブオイルの鮮度に自信があります。しかし、一般に売られているエキストラバージンオリーブオイル全てが完璧な鮮度かと言うと、業界の事を知っているだけに何とも言えないです。

オリーブオイル

 


 

便秘にエキストラバージンオリーブオイル。カロリーが心配ですか?

さて、毎日高カロリーの食用油を飲んでも太らないか?心配になりますよね。
でも、エキストラバージンオリーブオイルの主成分は、腸で吸収されにくいオレイン酸。
鮮度が良ければ遊離脂肪酸の酸価も低いので、ほかの食用油に比べて体には残りにくいはずです。
ただこれも鮮度次第なのです。

 


 

便秘改善にエキストラバージンオリーブオイルのすすめ のまとめ

1.鮮度の良いエキストラバージンオリーブオイルは、オリーブの実の生搾りジュース。とても自然な食品なので体に良いです。

2.エキストラバージンオリーブオイルの主成分は、腸に吸収されにくいオレイン酸。吸収されにくいので潤滑油の役目を果たしますし、体にも付きにくいと思います。

3.飲む量は推奨されている1日大さじ2杯程度でゆっくり改善されていくのがよろしいのではないでしょうか。急激なのは体に良くないと思います。

 

最後に。あのときは、何が起きたのかとすごくビックリしました(苦笑)

hinatano 加藤 昭広

2016.07.29

飲むオリーブオイルについてご説明します。

サラッとしていて美味しいオリーブオイル

飲むオリーブオイルとは、美味しくなければいけない

オリーブオイルはお好きですか?きっと食物油の中でオリーブオイルは一番美味しいと思うのです。
それも搾っただけのエキストラバージンオリーブオイル(エクストラバージンオリーブオイル)は格別です。
何故ならオリーブは果実です。
グリーンオリーブで肉厚の美味しいもの味を思い起こしてください。
味は果実そのもの。オイル用のオリーブは少し種類が違いますが、それの仲間なのです。美味しくない方がおかしいです。

 


 

オリーブオイルは、飲めなければ本物とは言えない。と思います。

飲むオリーブオイルは、やはりエキストラバージンオリーブオイルです。
作る工程で一切加熱していませんからオリーブの実の生搾りジュースです。
どんな油脂類も熱が加わると油っぽくなります。エキストラバージンオリーブオイルは、熱を加えないで作れる極めて稀な油脂類です。最近は、ごま油でも熱を加えないで作る方法がありますが、比べてみると、やはり穀物と果実ではジュース加減が違うと思いました。

オリーブオイルの保存タンク

私が農園で試飲するエキストラバージンオリーブオイルは、多少辛み苦みがありますが、それは素晴らしい味です。
とにかく味が軽い。サラッとしていて、いくら飲んでも決して胃もたれはしません。
本来オリーブオイルとは、飲めてあたりまえのものです。

ただ、辛み苦みが強いと毎日飲むのは辛くなってしまいます。辛いことはなかなか続きません。
ですから、比較的マイルドで、辛み苦みが少ない完熟タイプのエキストラバージンオリーブオイルが飲むのには最適だと思います。完熟タイプのエキストラバージンオリーブオイルは、魚介類中心の食文化を持っている産地で好んで食されます。hinatanoで取り扱っているタジャスカ種のオリーブもこれにあたります。

 


 

私のオリーブオイルは、店頭販売の時に必ず飲んでいただいています。

私はオリーブオイルのWeb通販と卸売業を10年近く営んでいます。卸先のお客様からのご依頼で店頭販売を行うことが多いのですが、オリーブオイルの試食は飲んでいただいています。

飲んで「油っぽい」と感想をいただく方は、100人のうち2,3人くらいです。ほとんどの方は、味の軽さに驚かれます。

 


 

飲めるオリーブオイルを探す方法は?

一番大事なのは、お手元に届くまでどのように管理されていたかです。
どんなに良いエキストラバージンオリーブオイルでも、管理がいい加減だと別物になってしまいます。

オリーブオイルが熱によって劣化する内容をご説明します。ピロフェオフィチンa編
オリーブオイルが熱によって劣化する内容をご説明します。遊離脂肪酸編
光がエキストラバージンオリーブオイルをどのように劣化させるか

マイルドで美味しいオリーブオイル

それに、飲みやすい完熟タイプのエキストラバージンオリーブオイルは、とてもデリケートです。
オリーブオイルの辛み苦みはポリフェノールに由来するのですが、ポリフェノールが少ない分だけ温度管理などを、きっちりやってあげなければなりません。

多少温度管理が緩くても、食用オリーブ油として召し上がって頂く分には問題無いと思うのですが、私は工房で味わう味と同じものをお届けしたいので、空輸と温度管理して直接納品することに拘っています。

このような品の探し方ですが、売っているのは専門店になると思います。専門店にはオリーブオイルソムリエなど詳しい方がいらっしゃるはずです。その方に運び方や管理のされ方など聞いてみて確認するのが良いと思います。通販などでお買い求めの際にも、どのように管理されているか問い合わせてみるのをお勧めいたします。

空輸のオリーブオイル
紙に書いてあるMIとは、ミラノから航空便の意味です。
私は、2ヶ月程度で売り切れる量をこまめに輸入しています。

 


 

飲むオリーブオイルとは、どのようなものか、のまとめ

1.エキストラバージンオリーブオイルは、元々飲めるのがあたりまえ。

2.飲むのに適しているのは、辛み苦みがマイルドな品種

3.エキストラバージンオリーブオイルの味は、輸送方法など管理で全然変わってくる

 

オリーブオイルは鮮度が一番!と思います。

hinatano 加藤 昭広

2016.07.26

オリーブオイルを飲んで辛かったり、喉が痛くなった時の理由をご説明します。

健康のためにエキストラバージンオリーブオイルを飲む

美容や健康、あるいはお通じのためにと、勇気を出してエキストラバージンオリーブオイルを飲んでみたら辛かった。
その辛さの理由と、エキストラバージンオリーブオイルを飲むと、どんな効用があるかご紹介いたします。

 


 

エキストラバージンオリーブオイルを飲んで辛いと感じる成分

エキストラバージンオリーブオイルを飲んで辛く感じる成分は、ポリフェノールです。同じく苦みもポリフェノール由来です。慣れないうちは、咳き込んだりしてしまいますが、徐々に慣れてきます。私も最初に試飲したときは大変な思いをしました。また、ポリフェノールは、時間経過などによって減っていきますので。ある意味鮮度のバロメーターにもなります。

オリーブオイルのティスティング

辛み苦みの強さは、産地によって変わってきます。魚介類を食べている地域のオリーブオイルはマイルドですが、肉料理が主体の食文化を持っている地域のオリーブオイルは、飲んでみると辛み苦みが強い場合があります。フィレンツェなどがあるトスカーナ州が代表的です。裏ラベルを見て、(FI)※フィレンツェ県の略称や(SI)※シエナ県の略称が出ていれば、かなりの確率で辛めのオリーブオイルになります。調べ方は、”イタリア FI”と検索すれば出てきます。

有機栽培エキストラバージンオリーブオイルのラベル
ブルーナのオリーブオイルのラベルです。
(IM)とあるのは、インペリア県の略称。Webで簡単に調べられます。

 


 

イタリアでは、わざわざジュースに入れてオリーブオイルを飲んだりしない

イタリアでは、毎日の食卓にふんだんにエキストラバージンオリーブオイルを使用しているので、”わざわざジュースに入れて飲むほどでも無い。”という事も確かなのですが、鮮度の良いエキストラバージンオリーブオイルは、オリーブの実の生搾りジュース。そのまま飲むのが一番美味しいです。

私は、飲める鮮度のエキストラバージンオリーブオイルをお客様へをモットーに、この仕事を約10年営んでおりますが
「オリーブオイルは温度管理をお願いいたします。」などと生意気な事を申しますので、なかなか卸先が増えません(苦笑)新鮮な本物のエキストラバージンオリーブオイルをお届けしたくてhinatanoをはじめました。
鮮度が良いと、ほんとうに美味しいです。

マイルドで美味しいオリーブオイル

 


 

エキストラバージンオリーブオイルを飲むと、ほかにも良いことが

エキストラバージンオリーブオイルを飲むと良いと言われているされている事に、主成分のオレイン酸の効能、悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす事は、よく知られていると思います。

そのほか、オレイン酸は腸で吸収されにくいので、太りにくいや、便秘の解消なども言われております。そのほかにも冬場乾燥している時は、一口含むと喉が潤います。ハチミツなどと違い、流れにくいので潤いが長続きします。冬の喉の乾燥にお悩みの方は、ぜひお試しになってみてください。

強い味のオリーブオイルと最高の相性ブルスケッタ

 


 

オリーブオイルを飲んでみたら辛かった。その理由は、のまとめ

1.エキストラバージンオリーブオイルの辛み苦みはポリフェノール由来

2.オリーブオイルを飲むと、コレステロール値の改善のほか、お通じなどにも効果があると言われています。理由はエキストラバージンオリーブオイルの主成分は、オレイン酸だからです。それも天然のオレイン酸です。

3.鮮度の良いエクストラバージン(エクストラバージンオリーブオイル)は、オリーブの実の生搾りジュース。そのまま飲むのが一番美味しい。と個人的には思います。

エキストラバージンオリーブオイルは、鮮度が大事!と思います。

hinatano 加藤 昭広

2016.07.15

オリーブオイルダイエットについて、オリーブオイルが太りにくい事について説明させていだだきます。

 


 

マイルドで美味しいオリーブオイル

オリーブオイルダイエット。油を飲んでも大丈夫なのか?

オリーブオイルダイエットは、ご存じの通り「オリーブオイルを飲むことにより食欲を抑えましょう。」というもの。
いわゆる高カロリーダイエット。

でも素朴な疑問がありませんか?。
「油ってカロリーの塊みたいに思えますよね。それを飲んで、なぜ太らない?ダイエットにならないのでは無いか?

確かにイタリアでは健康法としてエクストラバージンオリーブオイルをショットグラスで飲んでいるのを何度か見たことがあります。でもその人達は決して太っているわけでは無い。
本当のところは、どうなのか、ちょっとだけ科学的根拠も含めてご紹介です。

 


 

オリーブオイルがダイエットに適している理由

イタリアのオリーブオイル生産者は口々に「オリーブオイルは、ほかの油と違って太らない」と言います。
その理由を以前、何人かのオリーブオイル生産者に聞いたことがあります。その会話の内容をご紹介しますね。

 

まず理由の一つ目、「エクストラバージンオリーブオイルの70%は、体に吸収されにくいオレイン酸だから」

でも、オレイン酸がたくさん含まれている食物油は他にもありますよね。最近は人工的にオレイン酸を加えているオイルもあります。じゃあ、それらのオイルもエクストラバージンオリーブオイルみたいに太りにくいの?と聞いてみました。

 

二つ目の理由。「熱が加わっていない油脂類は体に脂肪として付きにくい」ということでした。
確かにエクストラバージンオリーブオイルは、搾油から瓶詰めまで、全く熱が加わっていません。

その時は、「そういうものなのか。サラサラだから消化されないで流れていくのかな」くらいの理解で分かった気になっていたのですが、数年後にオリーブオイルと熱に関する海外のレポートを見つけて分かりました。

 

油脂類に熱が加わると遊離脂肪酸が増えてしまうのです。この遊離脂肪酸は、エネルギーとして消費しないと体についてしまう、つまりカロリーそのもの。熱が加わっていないエクストラバージンオリーブオイルの遊離脂肪酸の国際基準では0.8%ですから、ほかの油脂類に比べて確かに低いです。このあたりがエクストラバージンオリーブオイルが太りにくくて、ダイエットに向いている理由のようでした。納得。

オリーブオイルに熱が加わると遊離脂肪酸が増える件は、こちらをご参照ください。

搾りたてのオリーブオイル

 


 

オリーブオイルダイエットと地中海ダイエットの違い

うんちくをひとつ。
地中海ダイエットって聞いたことがありますか?一昔前良く話題に出ていました。
実は、地中海ダイエットは、痩せるのが目的ではありません”食生活をオリーブオイルや新鮮な食材にして健康的な体にしましょう”です。海外では、ダイエットって痩せるという意味では無いみたいです。

ラベルに”地中海ダイエット”と書いてある生産者と、痩せる事を話題にしたら会話がかみ合わなかったので知りました 笑

 


 

オリーブオイルも鮮度が良くなければダイエット効果が減少

こんなに素晴らしく太りにくいエクストラバージンオリーブオイル。
だったら思いっきり使いたいですよね。パンにたっぷり付けたりして。

でも、ひとつ残念な問題があります。
日本ではエクストラバージンオリーブオイルの法的な基準が無くて、あるのは「食用オリーブ油」だけ。
基準の酸度は、2%以下です。

酸度2%以下で、食品ラベルに「食用オリーブ油」と書いておけば、表のラベルに大きくエクストラバージンオリーブオイルと名乗っても良いのです。そんなバカなと思われるかも知れませんが、残念ながらそうなのです。。。

それにエクストラバージンオリーブオイルは、オリーブの実の生搾りジュースですから生鮮食品のようなもの。国際基準を満たしていた輸入品のエクストラバージンオリーブオイルも、輸入するときの温度管理が悪ければ、エクストラバージンオリーブオイル遊離脂肪酸の国際基準を越えてしまうのです。。。。

鮮度の良いエクストラバージンオリーブオイルを手に入れる方法については、以前書いた記事があるので、よろしければご参照ください。この記事の一番最後に書きました。

美味しいオリーブオイル

 


 

オリーブオイルダイエット。オリーブオイルは太る太らない?のまとめ

1.体に吸収されにくいオレイン酸が主成分で遊離脂肪酸が少ないエクストラバージンオリーブオイルは、ほかの油より太りにくい

2.日本にはエクストラバージンオリーブオイルの基準が無いから買うには注意が必要

3.エクストラバージンオリーブオイルは生鮮食品、鮮度が大事

 

hinatano加藤 昭広

2016.07.04

オリーブオイルの体に良い効能をご紹介します

サラッとしていて美味しいオリーブオイル

なぜオリーブオイルが健康にいいのか?

エキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)の効能は、心疾患の予防になるとか悪玉コレステロールを下げるとか、太らないとか色々言われていますが、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸などという専門用語が出てくるとなんだかよく分からなくなる。そんなことはありませんか?

本日は、できるだけ簡単にまとめてみました。

といいつつ、この二つだけは覚えて置いてください。

・飽和脂肪酸
動物性の脂質。主に固体でラードやバターなどに多く含まれる。必要な栄養もありますが、取り過ぎると悪玉コレステロール値を上げてしまう。血管の内側に付着して心臓病などを引き起こすと言われてるものですよね。

・不飽和脂肪酸
植物油や青魚に含まれている液体の脂質。オレイン酸、リノール酸、α-リノレン酸、DHA、EPA

オリーブオイルは、オリーブの実のジュース

 


 

オリーブオイルの効能は、主成分のオレイン酸とポリフェノールの効能

オリーブオイルの主成分は、77.3%が不飽和脂肪酸のオレイン酸です。

ほかにオレイン酸が多く含まれている食物油は、人工的に作られていそうな食物油は外した代表的なところで

落花生油45.5%  ごま油約39.8%  菜種油約62.7%  米ぬか油42.6%
※文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂) 脂肪酸成分表 編

 

このオレイン酸が含まれている比率がとても高いのが、オリーブオイルの優れている点です。
オレイン酸は、どんな働きをするのかを調べれば、オリーブオイルの効能を知ることができますよね。

 

オレイン酸の効能

1.動物性の脂質を取り過ぎで、増えてしまった悪玉(LDL)コレステロールだけを抑制、改善する。
※リノール酸やリノレン酸も悪玉(LDL)コレステロールを下げると言われていますが、善玉コレステロール(HDL)も下げてしまいます。

2.体内でDNAを傷つけて発がんを誘発すると言われている過酸化脂質になりにくい。
※オレイン酸は、酸化されにくいので、体内で活性酸素と結びついて過酸化脂質になりにくい。

3.胃酸の分泌が少なくて済む
※オレイン酸は、胃での滞在時間が飽和脂肪酸(動物性の脂質)に比べると短いので、その分胃酸を分泌しなくてもよくなります。つまり「胃もたれ」「胸焼け」がしない。そのため結果的に、胃酸過多や胃潰瘍、十二指腸潰瘍の予防にもなると聞いたことがあります。

 

オリーブオイルの持っているポリフェノールの効能

加えて、ピュアオリーブオイルなどには含まれていない、ポリフェノールの効能があります。
このポリフェノールは、辛味や苦みで味として感じることができます。

ポリフェノールの効能については、こちらで詳しくご案内しています。

 

搾りたてのオリーブオイル

 


 

イタリア人は肥満が少ないです。

イタリア人は、がっしり系の体型の人は沢山いますが、アメリカ人に見られるような肥満体型は本当に少ないです。見た記憶があまりありません。

意外に小食?いいえ、とんでもないです。
よく食べます。例えば結婚式のパーティでは、6,000キロカロリーを1日で摂ることも普通にあります。

それに、イタリアに住んでいる間、拙宅では週に1リットル以上エクストラバージンオリーブオイルを使っていましたが、家内は太りませんでした。私の体型は、帰国後の酒。です(笑)

 


 

オリーブオイルの効能 ほかにもこんなに良いことが

・肌にやさしい
実は、人の皮脂の約4割はオレイン酸です。肌を柔らかくしたり、角質や小じわの改善を期待できるみたいです。

・便秘の改善
界面活性作用で便秘の改善も期待できます。腸に無吸収されにくい性質もあるようなのですが、このオレイン酸は腸に吸収されにくい性質からオリーブオイルは太りにくい食物油という根拠にもなっているようです。

 


 

まとめ オリーブオイルの効能、なぜ体に良いのか

体に良い働きをするオレイン酸の含有率がとても高いので、オリーブオイルは体に良い。
加えて、オリーブオイルならではのポリフェノールの効能もあります。

人工的に作られたオレイン酸がたくさん含まれている食物油もあるのですが、個人的には、人工的というのは少し不安です。
それに、以前ご紹介したようにオリーブオイルも輸送方法など管理の仕方次第で、いろいろ変質してしまいます
オリーブオイルの温度が上がって遊離脂肪酸という体についてしまう脂肪酸が増えてしまったりします。

オリーブオイルは生鮮食品。鮮度一番!と思う次第です。

 

hinatano 加藤 昭広

 

hinatano