2019.01.27

ほうれん草とオリーブオイルでつくるカンタンお野菜料理

オリーブオイルとほうれん草で作る付け合わせ

主菜を作りながら、コンロの空いている火を使って5分でできてしまう品です。

いわゆる「炒め煮」のようなもので、お鍋でつくります。

【材料(3,4人分)】

・ほうれん・・草一束
・オリーブオイル・・大さじ1
・ニンニク・・大きめのものを一かけ
・塩
・適量

【作り方】

ほうれん草は、良く洗って、葉と茎のところで2つに切っておきます。

鍋にオリーブオイルを注ぎ、そこへニンニクをつぶして塊のまま入れます。ニンニクの風味を効かせたい場合は厚めにスライスします。弱火で火をつけ、少し色がつくまであたためます。

最初にホウレン草の茎の部分を入れます。そして塩をひとつまみ。
※この時多少水が跳ねるかもしれませんがすぐに落ち着くので慌てずに。

次に葉の部分を入れて、塩をひとつまみ。きっちりふたをして、5分くらい弱火で炒め煮します。

鍋の隙間から湯気が出てくるようになったら、かき混ぜて塩味を整えて出来上がりです。

シンプルだけど絶品な、ジャガイモの素揚げ

エキストラバージンオリーブオイルでジャガイモ素揚げ

とってもシンプル、でも、すごく美味しいエキストラバージンオリーブオイルを使った一皿です。

エキストラバージンオリーブオイルとハーブ類を使ったジャガイモの素揚げ
だいたいジャガイモ500gに対して、250mlくらいのエキストラバージンオリーブオイルが必要なのですが、このレシピに関しては、少々古くなったオリーブオイルでも美味しく出来ますので、賞味期限が切れたようなオリーブオイルででもお試しになってみてください。一度作ったら、ぜったいもう一度作りたくなると思いますよ。

【材料と下ごしらえ】
1cm弱の厚さに切ったジャガイモ
ニンニク(半かけくらい)を潰しておきます
セージ2,3枚(イタリア語ではsalvia)
ローズマリーが少々

【作り方】
オリーブオイルをフライパンに入れて、火をつける前にニンニク、セージ、ローズマリーを入れます。中火で火をつけて、ローズマリーからシュワーっとアワが出始めたらジャガイモを入れます。

最初はオリーブオイルでジャガイモを煮るような感じです

最初はオリーブオイルでジャガイモを煮るような感じです

3分くらいすると、段々揚げている感じになります

3分くらいすると、段々揚げている感じになります

5分経過でこんな感じ。あと少しです

5分経過でこんな感じ。あと少しです

ここで約7分経過。ほぼ揚がっています。火を少し強くして、サクッとなるように仕上げます。

ここで約7分経過。ほぼ揚がっています。火を少し強くして、サクッとなるように仕上げます。

完成!最後に塩をふります。

完成!最後に塩をふります。

使ったオリーブオイルは、ハーブの香りが残っていますが、あと1、2回くらい揚げ物に使えます。気をつけていただきたいのは、温度です。エキストラバージンオリーブオイルは190℃くらいまで耐えられますが、それ以上になったものは再利用できません。あくまでも中火でじっくり揚げてください。

更に美味しいレシピとして、揚げる前にジャガイモに塩を振る方法もありますが、その場合、オリーブオイルの再利用はできません。でも、美味しいですよ

2019.01.26

知らないと損!おいしさ倍増の「かけるだけメニュー集」

オリーブオイルをかけるメニューは和食にも

オリーブイルは健康のために摂りたいけど使い方が分からない。こういうお声をよく聞きます。イタリアでは、色々なメニューのお料理の仕上げに必ずオリーブオイルをひと回しします。そうすることで美味しさも香りも数段良くなるからです。慣れるとオリーブオイルをかけ忘れると何かが足りなく感じるくらいです。

スープやシチューの仕上げにもオリーブオイル

それって、メニューが味が濃いイタリア料理だからじゃないの?と思われるかも知れませんが、イタリア料理にも塩だけで味付けをした和食によく似た味わいのお料理も多くあり、それらのメニューにもオリーブオイルをかけて仕上げます。それを和食に転用すれば、毎日の食事でもオリーブオイルを美味しくいただけます。

例えば
・シチューやカレーをお皿に盛りつけた後ひと回し
・白身魚を塩で焼いて、オリーブオイルとレモンと。
・キャベツはパスタを茹でる時の塩加減のお湯で茹でて、オリーブオイルとポン酢かバルサミコ酢と。
・お肉を塩で焼いて、オリーブオイルをひと回し。ステーキソースよりもあっさりいただけます。
・ほうれん草をオリーブオイルで無水蒸し焼き。蓋をしっかりしておけば焦げませんよ。
・鰹のタタキののっけ盛りに、オリーブオイルとポン酢。ビックリするほど美味しくなります。
・納豆の仕上げにオリーブオイル。

納豆キナーゼにオリーブオイルの悪玉コレステロールを減らす効果が加わり血液サラサラ。それに納豆には骨を強くする効果もあるので、とってもお勧めです。そして、オリーブオイルを使ったメニューを美味しく頂くには、どんなタイプのオリーブオイルを使うかも大事なポイントになります。

こちらに、オリーブオイルをかけるメニューの選び方を詳しくご案内しています。

かけるだけで美味しいオリーブオイルの食べ方

納豆とオリーブオイル

メニュー選びよりも大事な、かけるオリーブオイル選び

オリーブオイルのかけるだけレシピは、こんなにたくさんあります。

でも美味しく頂くのに大事なのは、オリーブオイルの味が、濃すぎたり辛かったり、苦すぎたりしていないことと、オリーブオイルが新鮮なこと。オリーブオイルは輸送や保管方法で油っぽくなってしまいます。

繊細な和の食卓に、味が強すぎて油っぽいオリーブオイルをあわせたらメニュー全体が台無しになってしまいますよね。逆に新鮮な飲めるくらいのオリーブオイルなら、何に使っても美味しくいただけます。

農園と同じ鮮度でお届けしています。和食にもよく合うオリーブオイルは、こちらです。油っぽさや強過ぎる味に敏感なお年寄りからのリピート率が高いオリーブオイルです。

コンソメは要りません!オリーブオイルがお出しの「カポナータ」

カポナータの美味しさを決めるのはオリーブオイル

イタリアでは、まとめて大量に作って常備菜にもします。イタリアの修業時代に先輩(イタリア人のお婆ちゃん)から教えていただいた作り方をご紹介します。曰わく「コツは、トマトの水分を飛ばすスピードと、美味しいオリーブオイルをたっぷり使うこと」とのことでした。

caponata

【材料と下ごしらえ(概ね5人分)】

お野菜
・ズッキーニ・・中から大1本。これを縦に2つに割って1cmの厚さに切ります。 
・なす・・中2個。これを縦に4つに割って2cm厚に切ります。
・パプリカ・・中から小のものを赤と黄色1個ずつ。1~1.5平方センチの大きさに切ります。
・たまねぎ・・小2個 1/2個はみじん切り。残りは粗みじんにします。
・ホールトマト・・1缶 内容総量400gのもの。芯を抜いて手で軽くつぶしておきます。
・にんにく・・1かけ。2つに割ってから、つぶして粗みじんにします。
・唐辛子・・できれば酸味が少ないのでイタリア産をお勧めします。小1個
・オリーブオイル・・おおさじ2から3
・塩・・適量
・バジルかオレガノなどのハーブ類

【作り方】
フライパンにニンニクと唐辛子を入れて、オリーブオイルを注ぎます。唐辛子を使用するとトマトの味が締まるので美味しいのですが、辛いのが苦手だったり、小さいお子さんがいる場合は無くても大丈夫です。

弱火でにんにくがきつね色になるまで温めてニンニクの香りをオリーブオイルにうつします。次にみじん切りの玉ねぎを加えます。この玉ねぎは甘みを出すためのものですので、弱火でじっくり炒めます。15分程度経過したところで、色が飴色に変わってきたら残りの玉ねぎを加えます。この玉ねぎは食感を楽しむものですので、透明になるくらいまでしか炒めません。

玉ねぎが透明になりはじめたら、なすを加えて火を中火にします。

なすがやわらかくなりはじめたら、パプリカ、そして最後にズッキーニを入れます。材料を入れる順番と炒める時間は、野菜の味を考えてきめます。

例えば

たまねぎ  甘みとプリっとした食感
なす     しっとりとして濃厚な味わい
パプリカ   甘み。できれば多少シャキッとした感じ
ズッキーニ  ほくほく感

ここで塩を加えます。
先輩曰わく「この時点で美味しい野菜炒めになっていることが大事」とのことでした。
これにトマトのうま味とオリーブオイルを加えると、味が足し算になって美味しいです。

トマト缶を加えて、中火以上で一気に煮詰めます。
時間をかけすぎると、ズッキーニやパプリカがやわらかくなりすぎますので、できるだけ早く水分を飛ばすのが大事です。ただし、トマトは火が強いと飛び跳ねるのでご注意ください。

水分が飛んだら火を止めて、最後にバジルを粗みじんにして加え、最後にエキストラバージンオリーブオイルをたっぷり加えます。

このオリーブオイルが新鮮で美味しいと全く脂っぽく無いし、まるでミートソースのように味がグッと濃くなります。

そして、最後に仕上げのハーブ類を粗みじんにして加えて混ぜます。
乾燥オレガノ、フレッシュのバジルやイタリアンパセリ。どれか一つでも良いですし混ぜても美味しい香りが楽しめます。

一気にトマトの水分を飛ばして、仕上げに美味しいエキストラバージンオリーブオイルをたっぷり。ぜひお試しください。

リピ必至「アンチョビクリームのパスタ」

簡単で美味しいアンチョビクリームのパスタ

シンプルなので何度も作りたくなる一皿。美味しくするコツは、パスタの太さとオリーブオイルです。

アンチョビクリームのパスタ

【材料(2人分)】
パスタ・・・・・・・・・・・・・・・160gから200g
※1.9mm以上の太麺か、ペンネやリガートニのような食べ応えのあるパスタがお勧めです。

玉ねぎのみじん切り・・・・・・・・・大さじ4から5。多めの方が美味しいです。
エキストラバージンオリーブオイル・・1人前に付き、大さじ1.5以上
アンチョビフィレ・・・・・・・・・・ 1人前に付き、2枚くらい
生クリーム・・・・・・・・・・・・・適量

【作り方】

フライパンにエキストラバージンオリーブオイルをたっぷり注いで弱火にかけ、細かく刻んだ玉ねぎをゆっくり飴色手前まで炒めます。この玉ねぎのみじん切りは、細かいほど飴色になりやすいです。アンチョビを加えて溶かします。生クリームが苦手な方は、このアンチョビ入り飴色玉ねぎとパスタをからめても美味しくいただけます。

アンチョビが溶けたら、最後に生クリームを加えて軽くひと煮立ち。 火を止めて茹で上げたパスタを加えて、仕上げに刻んだイタリアンパセリか粗挽き黒胡椒をかけて出来上がり

簡単で美味しいので、きっと、また作りたくなる一皿です。美味しくするコツは、太めのパスタを使う事と、アンチョビの質です。アンチョビが美味しいと生臭さが全くありません。

今回使用したアンチョビは、アンチョビが嫌いな方でも食べられるくらい生臭さが無いアンチョビです。よく売られている小さな缶10個分の量が入っていますが、オリーブオイルにしっかり漬かっていれば3ヶ月以上は保存が効きます。ぜひご覧になってみてください。

ブルーナ家秘伝、極上アンチョビはこちらです。

NHKで店主が紹介のレシピ、旨みを引き出す「カプレーゼ」

今では割と簡単に手に入るモッツァレラチーズとトマトのサラダカプレーゼ。
ひと味美味しい作り方をご案内します。

pixta_24613772_M+5

【材料(2人分)】
トマト・・・・・・・・・・・・・・・2、3個
モッツァレラチーズ・・・・・・・・・1個
エキストラバージンオリーブオイル・・適量
塩 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 適量
バジルやオレガノなど・・・・・・・・お好み

【作り方】
トマトとモッツァレラチーズを概ね1cmくらいの輪切りにします。
※モッツァレラチーズに、もし少し蒸れたような臭いがするときは流水で軽く揉みながら洗ってみてください。臭わなくなるはずです。この臭いは出荷時には無いらしいのですが、流通過程で暖かい場所に短時間でも置かれると出てしまうようです。

さて、トマト、モッツァレラチーズを交互に重ね並べて、塩、オリーブオイルの順番でかけ、10分間くらい置いておきます。※ここがポイント!

そうすると、モッツァレラチーズとトマトから果汁みたいなジュースが出てきます。そしてエキストラバージンオリーブオイルをたっぷりかけます。たっぷりかけても、鮮度の良いオリーブオイルなら絶対に油っぽくなりません。

最後に、バジルやオレガノなどお好みのハーブ類を添えると香りがさらに華やかになります。

そして、1番のお楽しみ。召し上がった後にお皿に残ったオリーブオイルをパンで召し上がってみてください。これが美味!涙ものの美味しさを味わえます。

ただし、新鮮なオリーブオイルならだったら、この感動を味わえますが、油っぽく劣化したオリーブオイルだったら残念ですが美味しくないです。例えるなら、新鮮なお刺身だったら脂の部分も美味しいですが、古くなっていたら美味しくないですよね。あれと同じ様な感じです。

ぜひぜひカプレーゼを、当店自慢の鮮度1番エキストラバージンオリーブオイルでぜひ!

2017.09.05

子供に人気のパスタを楽しく美味しくする方法をご案内します

pastamista

子供に人気のパスタアレンジ法

子供に人気のパスタを探されるとレシピがたくさん出てくると思います。人気のパスタレシピを覚えるのも良いのですが、少し視点を変えた子供も喜ぶパスタのアレンジ法はいかがですか

見た目で子供に人気のパスタ

子供に人気とされるパスタレシピを検索するとたくさん出てきます。
使用する食材も、子供に人気があるけどイタリアではパスタに使用しないケチャップやマヨネーズにコーンなど、色々な食材をたくさん使用しているのに気がつきます。きっと、何かのお祝いかパーティのために子供に人気のパスタをお探しなのでしょう

でも、もっと簡単に子供が喜びそうなパスタのアレンジ方法もあります。たとえば、ペンネなどショートパスタを複数種類茹でて使う方法です。ショートパスタは種類によって茹で時間が違います。たとえばペンネが10分で、捻ってあるパスタのフジッリが9分という具合に。そんな時は、ペンネを茹で始めてから1分経過した時に、パスタを茹でている鍋にフジッリを加える事で茹で時間の調整がつきます。

そんなことをしたらパスタの歯ごたえが悪くなるのでは?とご心配かも知れませんが、ショートパスタならパスタ生地の厚さや歯ごたえの違いからスパゲッティほど時間に敏感では無いので大丈夫です。混ぜ合わせるパスタを2種類や3種類にすると見た目も面白いパスタになりますよ。

「と言っても、ショートパスタって使ったことが無いし、どんな具材にあわせたら良いか分からない。」とお思いでしたらご安心ください。基本的にスパゲッティなどのロングパスタと同じ具材やソースで大丈夫です。実はロングパスタが主流の日本とイタリアは真逆です。乾燥パスタの場合、レストランのメニューの8割くらいはショートパスタです。ロングパスタは少数派です。それに、ショートパスタは良く噛んで食べることになるので満腹感や腹持ちも良いですよ。

ショートパスタ複数種類にモッツァレラチーズとトマト。冷製パスタのカプレーゼです。

ショートパスタ複数種類にモッツァレラチーズとトマト。冷製パスタのカプレーゼです。

子供の味覚と人気のパスタ

子供の味覚は非常に敏感ですよね。子供時代は色々な食材の味を覚える大事な時期でもありますから、できればパスタにケチャップやマヨネーズなどの人工的な味を使用したくないところです。

「でも分かっているけど、以前市販のトマトの缶詰でトマトソースのパスタを作ったらなんだか酸っぱいし、味が足りなかった。だから致し方無くケチャップを。」こういう話をお客様から伺うことがあります。

パスタの本場イタリアの子供の場合ですが、イタリアでもトマトのパスタは、子供に人気のパスタの定番です。イタリアの家庭で生トマトを瓶詰めにする様子をテレビなどで目にすることがありますが、多くの家庭では、市販のトマトの缶詰や瓶詰めを使用してトマトソースのパスタをつくります。でも決してケチャップは使用しません。市販のトマトで特別なレシピが無くても子供が好きなトマトのパスタになります。では、日本でトマトのパスタに酸味が出てしまう理由は?このあとご案内します。

完熟タイプのトマトピューレ

子供に人気なだけでは無いイタリアでパスタの使われ方

イタリアでは色々な場面でパスタが使われます。たとえば体調が悪いとき日本ではお粥になりますが、イタリアでは、スープに軟らかいパスタを入れたりします。一般的なスーパーに行けば、パスタ売場には4,5社のパスタメーカーの製品が数十種類の形状や太さが違うパスタが山になっています。あと、実は、ドックフードもパスタです(笑)

トマトは子供に人気のパスタの定番

パスタのトマトソースにトマトの缶詰を使用したら、酸味のあるトマトソースになってしまった話はよく聞きますが、市販のトマト製品でも、特別なレシピが無くても、ちゃんと味のある子供が好きそうなパスタになります。

トマトのパスタに酸味が出てしまう最大の原因は、トマトそのものだと思います。酸味があるトマトを使用していれば、いくら煮込んでも酸味が残ります。「そんなこと分かりきっている。」とおっしゃらずに、酸味が出てしまったトマトの缶詰は、どこ産でしょうか。「原産国イタリア」でも日本のメーカーのトマト缶は私なら使いません。イタリア人も使っていそうなトマト缶を選びます。目印は、缶のラベルの住所や内容量などの欄にイタリア語が印刷されていることです。それをイタリアでは使って、ケチャップなどを使わなくても美味しいトマトソースパスタを作っています。

日本のメーカーが偽物を出しているとは申しませんが、安すぎるエキストラバージンオリーブオイルとか、豚肉の薄切りを水飴でコーティングした生ハムとかを見ると、トマトの缶詰も「イタリアと似たようなものだけど別物」なのでは?と思う次第です。

美味しいトマトソースを作るコツは、美味しいエキストラバージンオリーブオイルを使ってトマトの水分が無くなるまでしっかり煮詰めることです。ぜひお試しください。

ツナのトマトソース

まとめ 子供に人気のパスタを楽しく美味しくする

1.パスタの形状を複数種類使用することで、子供が喜びそうなパスタにしてみませんか。ペンネやフジッリなどのショートパスタなら、3種類でも同時に使えます。茹で時間の違いは、茹で時間が長いパスタを先に入れて、茹で時間の時間差ごとに後から同じ鍋で茹でることができます。

2.子供に人気のトマトのパスタ。もし酸味が出てしまうようでしたら、使用するトマトの缶詰を替えてみてください。おすすめはイタリア人がイタリアで使用していそうなイタリア語の表記がラベルに書かれている品です。原産国イタリアのトマトでも、日本向けとイタリア向けでは中身が違う場合があります。

イタリア語と英語の見分け方ですが、英語表記でイタリアはITALY、イタリア語ではITALIAになります。

2017.08.24

子供向けパスタのレシピを考える方法をご案内します

トマトのシンプルパスタ

子供向けにパスタのレシピを工夫する

子供が大好きなパスタ。
人気のパスタのレシピをネットで調べて作られることのあると思います。でも同じレシピを何回か続けると少々飽きられたりしませんか(苦笑)。さりとて、子供が好きそうなパスタのレシピを新しく探したり、食材を用意したりするの大変なときもありますよね。そんな時、簡単に美味しいパスタのレシピを組み立てる方法をご紹介いたします。

子供も喜ぶパスタのレシピのポイント

パスタを手元にある食材を使ったレシピで、簡単に美味しく作れて子供も喜ぶ、それも子供が苦手な食材も一緒に食べさせちゃう、こんな事が簡単にできてしまうパスタのレシピを作る方法です。発想の基はレストランの賄い飯です。

私は、イタリアのレストランでパスタ担当として働いていたとき、ディナー営業前の賄いを任されていました。仕込などの営業準備をしつつ、十数人前の賄いパスタを作るのですが、許された時間はお湯を沸かす時間含めて30分以内、材料は手元にある残りの食材だけです。色々な国の人が働いていたので味の好みもバラバラ、美味しく無いと作った私の目の前でゴミ箱に捨てる人達でしたので真面目に工夫しました。

”家事をやりつつ、手元にある食材のレシピで、好き嫌いのある子供向けにパスタを作る”
似たようなロケーションでしょ(笑)

美味しいパスタのためにはポイントが2つ、これさえ出来てしまえば、あとはどんなレシピでもどうにかなると当時の私は感じていました。

1.パスタは縦長の鍋で、美味しく茹でる。

「パスタのレシピの話なのに茹で方?」とお思いにならず、もう少しお付き合いください。これがパスタに実に重要なのです。以前書いたブログにもご案内した内容と重なりますが、パスタメーカーにはパスタの設計図があります。

パスタの生産者は、茹で上がり時の塩味ののり方や、水分の残り方、歯ごたえを決めています。また調理の前提条件もあります。全ての種類のパスタは縦長の鍋を使って、火加減は中火以上、その条件で発生するパスタの縦の対流スピードを調理の前提条件にしています。

この調理方法で表面のざらつき加減やパスタの水分の残り方を決めていますので、忠実に再現すれば美味しいパスタになります。個人的には、美味しく茹でることができれば美味しいパスタの8割完成だと思っています。なぜなら、イタリアではパスタにあわせる具材やソースを作るときのレシピには、味付けをする工程がほとんどありません。塩味は茹であがったパスタの味で決まります。

以前のブログです。「高級パスタの茹で方 イタリアのパスタから聞いた正しい茹で方

2.美味しいエキストラバージンオリーブオイルを仕上げにたっぷり使う
月並みですが、パスタを美味しく茹でてエキストラバージンオリーブオイルが美味しければ、それ以外のレシピは付け足しのようなものだと思います。
パスタを仕上げるときには、加熱が終わってからの方が、香りは飛ばないですし、パスタの食感が悪くならないので良いと思います。

茹でただけのパスタにパルメジャーノの摺り下ろしに黒胡椒。美味しいですよ

茹でただけのパスタにパルメジャーノの摺り下ろしに黒胡椒。美味しいですよ

子供が来店したときにお出ししていたパスタのレシピ

私がいたお店は、夜の営業に小さなお子さんが来店することは滅多にありませんでした。時折いらしたときには、子供用の特別レシピで作ったパスタを出していました。

子供用特別レシピとは、山盛りの玉ねぎ、人参、セロリを、たっぷり時間をかけて炒めた後に、トマトの缶詰を加え、中火以上の火加減でグッと煮込んで水分を極力飛ばしたトマトソースです。このトマトソースは、パスタ以外の料理に使っていたのですが、通常のトマトパスタのソースには唐辛子を使用していたので、このトマトソースを使いました。コツは、じっくり時間をかけて炒めることと美味しいエキストラバージンオリーブオイルで仕上げること。レシピとは言えないレシピですが、パスタが美味しく茹だっていれば、トマトの水分が飛んでいれば、絶対に美味しいですよ。

野菜を茹でるだけのレシピでも、子供が喜ぶパスタに

パスタを美味しく茹でて、美味しいエキストラバージンオリーブオイルがあれば、あとは簡単、パスタを茹でている鍋に色々なものを一緒に茹でてしまいます。

子供が野菜を食べない理由は、1.苦い 2.食感がイヤ。だいたいこの二つになりますよね(笑)ですので、食べやすいようにパスタを茹でお鍋に加えて、茹でている塩とパスタから出ているデンプン質に美味しい温野菜にしてもらいましょう。子供でも野菜が美味しいように手助けしてもらいます。

野菜と言っても色々あります。このレシピに使えそうな食材は「温野菜にできそうな野菜」です。野菜の茹で時間は、硬さの好みもあると思いますが、概ねパスタが茹で上がる3,4分前に、パスタを茹でているお鍋に入れてしまいます。

キャベツなどは甘味が増したように感じるくらいになります。キャベツのほかにパスタの鍋に入れて茹でるレシピに使えそうな野菜は、インゲン、ブロッコリー、カリフラワー、ジャガイモ、ジャガイモとインゲンはリグーリア地方の人がジェノベーゼペーストのレシピをいただくときにパスタと一緒に茹でます。そのほか、イタリアではやりませんが、人参も甘味があって美味しいですよね。

さらに簡単な一工夫でもっと美味しくしてみましょう。
その一工夫とは食感。カリフラワーやブロッコリーなどは、わざと大きさを変えて一つのお皿の中に二つの歯ごたえを出したりします。小さく切ったものは、柔らかくなるまで茹でれば溶けてパスタソースのようになります。お皿に盛りつけたら、美味しいエキストラバージンオリーブオイルと摺り下ろしチーズ。人工的に味付けされた市販のミートソースなどよりも絶対体に良いですし、美味しいです。ぜひお試しください。

キャベツのパスタ

まとめ 子供用のパスタのレシピを簡単に組み立てる

子供が大好きなパスタ。レシピを沢山覚えるのも良いですが、ポイントを抑えると色々なレパートリーで簡単に美味しく作れます。まず、パスタの美味しさは、茹であがったパスタ自体の味で8割決まると思います。事実、イタリアではパスタの具材やソースは薄味です。上手にパスタを茹でるには、1.縦長の鍋を使う 2.中火以上で茹でる 3.茹で始めから3分経過したあたりで、1分間だけ一生懸命かき混ぜて、あとは触らない。触りすぎるとパスタの塩味が落ちてしまいます。

パスタが美味しく茹でられれば、茹でる時の塩加減がちょうど良いという証拠です。その茹でているお鍋に温野菜に使えそうな野菜を一緒に茹でてみませんか。パスタからのデンプンなどが絡まって、野菜を美味しくしてくれます。野菜嫌いの子供も美味しく食べられる野菜のパスタになりますよ。

仕上げは、鮮度の良い飲めるくらい美味しいエキストラバージンオリーブオイル。ぜひお試しください。

2017.01.16

トマトのパスタを美味しくするオリーブオイルの使い方

トマトのシンプルパスタ

オリーブオイルは、トマトのパスタの影の主役

トマトのパスタはシンプルですが奥が深いです。
エキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)の農園訪問をしていると、イタリアの田舎の食堂でシンプルだけど絶品のトマトのパスタに時折出会います。

そういうお店で使用しているのは、トマト、塩、オリーブオイル。
それに少量のハーブや香味野菜。そんなシンプルな食材で深みのあるトマトソースパスタにする方法を、イタリアの職人さんからの伝聞を中心にご案内します。

パスタに使うトマトソースは、オリーブオイルだけでも美味しい

パスタなどに使うトマトソースを作ったとき、もっと美味しくしたいと感じる味の不満点は、

1.水っぽい 
2.味がしない 
3.コクが無い 
4.酸味がある

このあたりだと聞いたことがあります。

これらの原因と考えられる対策はこんな感じで、2.3.4にはオリーブオイルが力を発揮します。

1.水っぽい 
塩が足りないか、トマトの水分が飛びきっていない

2.味がしない 3.コクが無い 
塩が足りないか、旨みのうち油分に該当するオリーブオイルが足りない

4.酸味がある
トマトの質の問題だと思います。対策としては煮込みを長くして飛ばすくらいしか思いつきません。

あるいは、オリーブオイルの量を増やすと味に丸みが出る場合があります。いずれにしろ酸味が強い場合は、トマトの缶詰のメーカーを替えてみるのをおすすめします。

完熟タイプのトマトピューレ

味にコクを出す為に玉ねぎなど香味野菜を加える方法もありますが、お店ごとに入れたり入れなかったりです。

トマトとハーブだけのお店もあります。トマトソースの味をトマトがギュッと濃縮された味にしたい場合、香味野菜を入れると逆に味がぼやける場合があります。

替わりに味に深みを出すのがオリーブオイルの役目ですし、オリーブオイルさえ美味しければ、加える量を増やすだけでシンプルに味に深みが出ます。

パスタ用トマトソースのオリーブオイルとハーブの使い方は無限大

香味野菜と同じようにお店によって違うのがハーブの使い方です。
バジル、オレガノ、イタリアンパセリなどを複数入れたり単品だったり。

入れるタイミングも、トマトソースが出来上がってから派と一緒に煮込む派に分かれます。

パスタ用トマトソース
パスタ用には、ここまで煮詰めてオリーブオイルがしっかり入ったトマトソースも美味しいですよ。

もうひとつ、唐辛子もハーブのようなとらえ方で使われる場合があります。
トマトソースを作る最初の工程、ニンニクとオリーブオイルを温め始めるときに加えてトマトを投入した直後に取り除く。そう使うと辛味を感じるのでは無くて、トマトの味がぎゅっと締まる感じがします。ただし、カプサイシンに弱い方はご注意ください。

パスタ用トマトソースは薄味なもの。オリーブオイルでコクを出す

トマトソースは、パスタ用ピザ用など使い方作り方ともに非常にレパートリーが多いですが、イタリアでは共通しているのは味付けが最小限と言うことでした。

塩味はトマトの味を活かすだけ、イタリアの一般家庭向けのレシピには、砂糖を加えて甘味を出したりパルメジャーノでコクを出したりするのもありますが、あくまでも例外です。

パスタ用含めてトマトソースは、トマトの旨みを凝縮したもので、オリーブオイルで味の深さや旨み、コクを出します。
お料理に必要な塩味は、パスタならパスタに塩味をつけます。

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

いずれにしても、決め手になるのがエキストラバージンオリーブオイルです。
ソースが出来上がった後や、パスタとトマトソースをあわせたあとにエキストラバージンオリーブオイルをたっぷり加えます。
鮮度が良いオリーブオイルなら、それは素晴らしく美味しくなります。

まとめ トマトのパスタを美味しくするオリーブオイルの使い方

美味しいトマトソースのパスタに必要な味の深みはオリーブオイルから取り入れます。

水っぽさが無いようにトマトをギュッと煮込んで水分を飛ばし、しっかり塩味をつけたパスタとあわせた後、鮮度の良いエキストラバージンオリーブオイルをたっぷりかけます。

鮮度が良いオリーブオイルなら、パスタとオリーブオイルだけでも美味しいくらいですから、トマトの水分さえちゃんと飛ばしてあげれば絶対に美味しいですよ。

2017.01.07

オリーブオイルと野菜のお料理で和食とあいそうなもの

オリーブオイル

オリーブオイルと野菜を和食にあわせてみる

エキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)と野菜を簡単に食卓へ取り入れる方法をご紹介します。

イタリアンぽい料理にしなくても大丈夫です。イタリアの家庭料理には、和の食卓にあいそうなレシピがいくつかあります。

 


 

和食になりそうなイタリアにあるオリーブオイルと野菜のお料理

オリーブオイルの本場イタリアには、日本で和食に使われている野菜と同じものがたくさんあります。
加えて魚醤までありますので、和食中心のご家庭にも使えそうなオリーブオイルと野菜のレシピがあります。

鮮度の良いエクストラバージンは、オリーブの実の生搾りジュース

例えばキャベツ、イタリアのキャベツは少々硬いのですが、日本のものと同じような味です。

このキャベツをパスタを茹でる時と同じような塩加減(塩分濃度1%程度)で3分ほど茹でます。
茹であがったらザルにあげて水を良くきってから、オリーブオイルをひと回し。その後イタリア料理ぽくするなら、バルサミコかワインビネガー。和の食卓にはポン酢が美味しいです。

あっさりとしつつ、オリーブオイルの油分でしっかりした味わいの小鉢になります。
春キャベツのような柔らかいキャベツでしたら1分も茹でれば十分です。

 

エキストラバージンオリーブオイルのお料理、ホウレン草

次にホウレン草。
イタリアの一般家庭でもホウレン草はよく食べられます。ほうれん草自体は、日本のちぢみホウレン草に良く似ています。
彼らも茹でて副菜として食べるのですが、茹で方が違います。かなり長時間原型が無くなるまで茹でます。個人的には茹ですぎだと思います(笑)

和食にあうようにするには、普通のお浸し程度の茹で方でさっと茹でて、オリーブオイルと醤油でいただいてみてください。ほかにもオリーブオイルとニンニクで蒸し焼きにしたのもお勧めです。

 


 

イタリアの白和えは、豆腐の替わりにリコッタチーズ

イタリアに住んでいる頃、ほぼ和食は食べなかったのですが、時折友人達で集まって和食パーティを催していました。
結構貧しい生活をしていましたので(笑)使う食材はイタリアのスーパーマーケットで買えるものだけ。

いくつかのお料理の中で一番のお気に入りは、ほうれん草の白和え。豆腐は高いのでリコッタチーズを使っていたのですが、味は本物の白和えとそっくりでした。

ルッコラは胡麻菜と同じもの

ほかにも手に入り易かった和の食卓にも使われている食材としてルッコラがあります。
これは胡麻菜と全く同じものです。確か100グラムで100円しなかったような気が。

 


 

オリーブオイルと野菜は、和の食卓にあいやすい

ご紹介したのは、野菜を茹ででオリーブオイルをかけるだけのレシピです。
キャベツを茹でるときの塩加減だけご注意ください。パスタを茹でるような強めの塩加減の方が、キャベツの甘味が強くなり美味しいですよ。

野菜を茹でてオリーブオイルをかけるだけの小鉢ですから、大事なのはオリーブオイルの味です。
オリーブオイルの味のうち、苦みや辛味が多少強いオリーブオイルでも、茹でたお野菜の余熱でかなりとんでしまうので気にならなくなると思います。

濃厚なオリーブオイル

もし、油っぽかったり変なえぐみが味にあったとすれば、それはオリーブオイル自体が劣化している可能性があるような気がします。

あるいは、もしオリーブオイルの味がほとんど無かったら、それは熟しすぎたオリーブの実を使用したオリーブオイルだと思います。そのオリーブオイルもエキストラバージンオリーブオイルの基準を満たしていないと思います。

 

本物のオリーブオイルは、油っぽく無く、飲んで美味しいオリーブの実の生搾りジュースです。
味噌汁とお吸い物にはあいませんでしたが、味噌ラーメンと塩ラーメンにはあいます。(笑)

 


 

まとめ オリーブオイルと野菜のお料理で和食とあいそうなもの

イタリアの家庭料理のレシピで、日本の食卓にあいそうなレシピはいくつかあります。

一番簡単なのは、お野菜を茹でてオリーブオイルをひと回ししていただく方法。
特にキャベツとオリーブオイルにビネガー類やポン酢とあえるレシピはおすすめです。
野菜嫌いの子供達もよく食べます。

コツは、強めの塩味でキャベツを茹でることです。キャベツの甘味が増します。

Next »

copyright © hinatano all right reserved.