体にいい食べ物のギフトにできるオリーブオイルの品質

オリーブとグリーンオリーブ

体にいい食べ物ギフトにオリーブオイルは最適?

オリーブオイル、中でもエキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイルと省略して書かせていただきます)は、体にいい食べ物としてギフトに選ばれる方が多いです。美味しいし、少しこだわったオリーブオイルは、まさにギフトにピッタリ。

でも、オリーブオイルは、鮮度によって美味しさや品質が変わってくることをお聞きなられたことがありますか?詳しくご案内させていただきます。

体にいい食べ物だからギフトにしたいオリーブオイル

オリーブオイルは体にいい食べ物として有名です。効果効能も沢山ある食べ物と言われているので体にいいギフトにピッタリ。

美味しいオリーブオイルなら、サラダ以外にも色々使えます。スープに入れたりするのもおすすめ。簡単なスープでも、オリーブオイルの上品な香りと旨みのおかげで、レストランの味になってしまいます。

私もオリーブオイルの生産者を訪問した時、彼らのシンプルなご飯が、オリーブオイルを一回しした瞬間、魔法のように美味しくなる経験を何でもしています。ですから、美味しさなどを謳ったギフトセットは、大企業のものから有名百貨店のものまで沢山あります。

でも、オリーブオイルは、鮮度や品質で美味しさが変わってしまうことがあるのをご存じですか?鮮度が悪くなると、美味しさだけで無く体にいい成分まで変わってしまうことがあるのです。

美味しいオリーブオイルとカルパッチョ

テレビや雑誌で、お料理の先生が「オリーブオイルは火から離して保管しましょう」と言われていたのを聞かれたことがありますか?オリーブオイルのうち、エキストラバージンオリーブオイルは熱に弱いです。暑いところに長期間置かれていると、遊離脂肪酸という脂っこく感じる成分が増えてしまいます。そして、この遊離脂肪酸は、食べた後に運動などで消費しないと中性脂肪になってしまう成分です。

でも一般的に流通しているオリーブオイルは、真夏でも常温のトラックで運ばれたり温度管理されていません。その程度の高温なら食べて害になるような事は無いのですが、やっぱり美味しさが無くなってしまうのです。

オリーブオイルの鮮度については、下のリンク先の記事で詳しくご案内しております。

 

「飲んでも良いオリーブオイルと駄目なオリーブオイル」

 

オリーブオイルギフトの意外な弱点

オリーブオイルギフトの弱点にオイル漏れがあります。

ギフトにするような高級なオリーブオイルは、輸入されたものが多いですが、産地の国では箱に詰めて横にするような使い方をしないですし、多少の漏れは気にしないことが多いので、栓の作り方が横置きに耐えられるようになって無い場合が多いです。以前、ギフトの会社に営業に行ったことがあるのですが、オイル漏れの可能性があると断られてしまいました。

そこで、私は縦に開く箱を箱屋さんにお願いして作りました。現在7種類のセットをご用意しております。下のギフトセットの写真クリックいただくと一覧をご覧いただけます。

オリーブオイルギフトセット

体にいい食べ物ギフトに使えるオリーブオイルの品質

鮮度がよくて飲んでも美味しいオリーブオイルは、素晴らしいです。どのように美味しいか言葉を探すことが多いのですが、なかなか見つかりません。

口に含むと、ふわっとオリーブの美味しい香りが広がって、そのまま飲むと多少の辛味苦味を感じつつ、スッと流れていく。「え!これ油?」と思っていただけるはずです。

そういうオリーブオイルなら、何にかけても美味しくなってしまいます。洋食だけで無くて、塩もみした根菜にかけても美味しい。こういう食べ方なら、洋食に馴染みが無い方でも簡単に体にいい一皿を作ることが出来ますよね。

その美味しさを感じていただきたく、私は創業からずっと産地から飛行機で運んで定温庫に保管しています。

仕入れる量も、2,3ヶ月で売り切れるだけの量。可能な限り新鮮なオリーブオイルをお送りするように工夫しています。リピートのお客様が多くて、2007年から17,000本ほど買っていただいております。(2020年3月現在)

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「そんなにたくさん?だったら有名なはず」と思われるかも知れませんが、この本数はオリーブオイル輸入業界では、ものすごく少ないはずです。私の同業の方だったら「10年以上売れ続けているのに、それだけしか売れてないの?」と言われると思います。

私が鮮度や温度管理に関して、五月蠅いことを申しますので、卸のお客様が増えないのが一番の理由です(苦笑)

オリーブオイルのギフトを探されているのなら、ぜひ私の品もご覧ください。今ギフトにしているオリーブオイルは、どなたでも美味しいと感じでくれるマイルドな味で、でも、ちゃんと旨みがあるオリーブオイルです。北イタリアの沿岸沿いにある山の天辺で偶然見つけた畑のオリーブオイルです。

とっても恵まれた地形をしているおかげで、200年間もずっと有機栽培を続けてこられたオリーブ農園です。こんな畑は、イタリアでも珍しいです。200年前って日本だと江戸時代です。大したものだと思います。

農園の写真か一番下のバナーをクリックしていただくと、その農園やオリーブオイルをご紹介したページに飛んでいただけます。ぜひ、ご覧になってみてください

オーガニックオリーブ農園

まとめ 体にいい食べ物ギフトに使うオリーブオイルの選び方

体にいい食べ物のギフトとしてオリーブオイルをお贈りになるなら、ぜひ鮮度のいいエキストラバージンオリーブオイルをお選びください。鮮度を守る秘訣は、温度管理。でも、ご家庭での保管は流しの下などの常温で大丈夫です。

「その程度の温度で大丈夫だったら、一般に流通しているオリーブオイルも同じでは?」と思われるかも知れませんが、完璧に涼しい温度帯でオリーブオイルを流通させるのは、かなり難しいと思います。

イタリアだったら、みんなオリーブオイルは熱とか光に弱いことを知っているので、運ぶ人も販売する人も気を遣いますけど、日本では、オリーブオイルの事は、まだまだ知られていません。

鮮度管理された美味しいオリーブオイルが増えて美味しい体験される方が増えて欲しいと、いつも思っています。

hinatanoヒナタノオリーブオイル

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。