2017.05.15

糖質制限ダイエットに必要な良い食物油についてご案内します

サラッとしていて美味しいオリーブオイル

糖質制限ダイエットと美容に最適なオリーブオイル

糖質制限ダイエットと美容に最適な油脂分はエキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイルとさせていただきます)から摂るのが良いと思います。

なぜなら、しっかり管理された鮮度の良いオリーブオイルなら、それ自体が太りにくいからダイエットに適した食物油ですし、美容に良いのは地中海式ダイエットと言われるダイエット法が昔からあるくらいですから実績十分。それに古代ローマ時代から赤ちゃんの補助食として使われていたくらい脂肪酸のバランスも良いのです。

でも、例え本物のオリーブオイルでも、選び方一つで糖質制限ダイエットどころか美容にも健康にも悪い場合があります。

オリーブオイルが糖質制限ダイエットや美容に適している理由と、どんな効果や効能が期待できるかや選び方をご案内します。

美容のための糖質制限ダイエットに必要な油脂

糖質制限ダイエットには、良質なタンパク質と油脂が必要になることは知られています。このふたつを使って糖質から得られるブドウ糖に替わって、体脂肪を燃焼させてエネルギー源にするのが糖質制限ダイエットです。でもカロリーを気にして油脂を減らしすぎたら、カサカサ肌になってしまうので美容にとっては逆効果。ですから太りにくい油脂を選びたいですよね。

糖質制限ダイエットに適している良質なタンパク質は、お豆腐や鶏肉などが挙げられています。これらの食品は、美容やダイエット食以外にもスポーツ選手の肉体改造にもよく登場してきます。脂身が少なく水飴などで加糖を行う練り物系以外のもの。と考えると概ねあたっているので、タンパク質の摂り方は分かりやすいと思います。分かりにくいのが油脂の摂り方と選び方

糖質制限ダイエットと脂質に関連した記事を読み込むと、オメガ3、オメガ6など専門用語が出てきます。個人的には、これがすごく分かりにくい。青魚の油や野草系などと分類してくれれば良いのですが、一概にそうでも無いみたいですし。私はオリーブオイルなどイタリアの食を仕事にしていますが、オメガなにがしというのは実に覚えにくいですし探しにくい(苦笑)

さらに糖質制限ダイエットで面倒にしてくれるのが、糖質制限ダイエットや美容関連の情報ごとに言っていることが微妙に違うこと「オメガ」のような専門用語が出てくる糖質制限ダイエット関連の記事ごとに、糖質制限ダイエットに推奨されている油脂分や食物油の種類が記事ごと微妙に違っています。

例えばバターやラードなどの飽和脂肪酸と言われてる油脂類を糖質制限ダイエット中の摂取を推奨している記事もあれば、避けた方が良い油として紹介している記事もあります。確かにバターやラードのような飽和脂肪酸を摂り過ぎると肌が油っぽくなり、美容に悪そうな気がしますよね。これは私にも分かります。

特大ブラータ

そこで、糖質制限ダイエットで有名なジムなど、糖質制限ダイエットの概要を紹介している記事や本など読み込んでみました。そこに書かれていることはシンプルで

1.糖質制限ダイエットは、糖質を体内に取り入れるとできるブドウ糖の替わりに、ほかの栄養素から体を動かすエネルギーをつくること、この糖新生と言われる糖質に替わるエネルギーをつくる過程は、肝臓でタンパク質や油脂などを基に行われている。だから油が必要

2.油脂は重量あたりのカロリーは糖質よりも高いけど、太らない理由は糖質よりも脂質の方が体内に蓄積されにくいから。

3.動物性の脂肪(飽和脂肪酸)はエネルギー源になるけど、体に付きやすいので摂りすぎ注意

美容のための糖質制限ダイエットを成功させるには、良質なタンパク質と油分は必要。でもオメガの何番と何番をどのような比率で摂らなければならないと糖質制限ダイエットが成功しない。という面倒なことは無さそうでした。

私の専門分野のオリーブオイルに関しても言えるのですが、専門家以外の方が書かれた記事やサイトがあり、そこでは時々間違っている情報を目にします。オリーブオイルで例をご紹介すると「偽物オリーブオイル」。”硫酸銅をまぶしたオリーブの実を使って偽物オリーブオイルがあるからオリーブオイルは危険”という記事を目にすることがありますが、以前イタリアで摘発されたのは、硫酸銅をまぶした瓶詰めのオリーブです。オリーブオイルの方は産地偽装。搾って原型が無くなってしまうオリーブの実に色を付けてから搾るような事はやらないと思います。簡単に情報を取れる世の中ですが、真贋の見極めは結構大変ですね。

さて、私も専門はオリーブオイルですので、オリーブオイルの話を中心にご案内します。

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

美容と糖質制限ダイエットを助けるオリーブオイル

鮮度がよく良質なエキストラバージンオリーブオイルだったら、ほかの一般的な食物油より体内に蓄積されにくいので美容と糖質制限ダイエットの手助けには良いと思います。1番の理由は作られる工程で加熱されていないこと。良いオリーブオイルは飲んでも油っぽさが全く無く、さらりと飲めてしまうのです。それに吸収されにくいので太りにくい

ほかにも良いことがてんこ盛り

1.良質なオレイン酸だからよいこと

a.腸内が活性化されたり、潤滑油の役目もするので便秘の解消が期待できます。腸の掃除ですね。
b.オレイン酸は胃での滞在時間が短いので胃酸の分泌などが少ない。結果的に胸焼けや胃酸過多、胃潰瘍、十二指腸潰瘍になりにくくなると言われてます。つまり胃腸に優しいので内臓に負担がかかると一部で言われている糖質制限ダイエットには嬉しいです。
c.悪玉コレステロールをやっつけるので、善玉コレステロールと善玉菌が増えやすい環境を作れると言われてます。

2.抗酸化作用のあるビタミンEのうち、最強のビタミンE「αトコフェロール」が豊富
このαトコフェロールの抗酸化作用は、肌や血管などの老化予防に高い効果があると言われています。

3.そのほかもポリフェノールが複数含まれていたり、良いことたくさん

オリーブオイルのことをご紹介した過去の記事です。

オリーブオイルがほかの食物油に比べて、何が違うかはこちらにご案内しています。
健康のために良いとされているオリーブオイル なぜ他の食用油より優れているか

抗酸化作、美肌に良いαトコフェロールはこちらをどうぞ
オリーブオイルに含まれる肌や体に良い成分ビタミンE(αトコフェロール)について

イタリアに住んでいた頃のサラダです。トマト、豆、葉物野菜にパプリカ、この後は、ツナかモッツァレラチーズ。

美容には糖質制限よりも地中海式ダイエットのイタリア

イタリア人も当然美容に強い関心があります。昨年あたりから糖質制限ダイエットの記事をチラホラ目にするようになりました。しかし糖質制限ダイエットはイタリアでは流行らないような気がしています。

「あの国の食卓からパスタとピザを抜いたら何が残る?」というのもありますし、地中海ダイエットの考え方が、彼らの食生活に馴染んでいるような気がします。地中海ダイエットとは、「オリーブオイルを中心に置いて、色々な食事をバランス良く摂りましょう。」です。決して痩身が主目的ではありません。それに節制や忍耐って、なんとなくイタリアっぽく無いのです(笑)似合わない。

もうひとつ、自分も糖質制限ダイエットをやってみて驚いたのが、”ハムやソーセージが糖質制限ダイエット中は避けた方が良い食べ物”に分類されていることです。そういえば、日本ではハムなどに水飴とかが使用されているのですよね。国産の生ハムには豚の薄切り肉に水飴でコーティングしているものもありますし。イタリアで一般的に流通しているハムやソーセージ、生ハムは、水飴は使用していません。日本では知らないうちに糖質を摂らされているのかも知れないですね。

ボルディーノのタリアータとアスパラ

糖質制限ダイエットと美容に良いオリーブオイルの選び方

美容にも健康にも良くて、糖質制限ダイエットにもうってつけのオリーブオイル(エキストラバージンオリーブオイル)良いことたくさんですが、選び方が難しいのが難点です。値段の差が激しいし偽物もあると聞かれた事があると思います。

偽物のオリーブオイル煮関しては、全く別物の食物油がオリーブオイルとして売られているよりも、元々本物のオリーブオイルが劣化して、美容やダイエットに良い成分が失われているのが個人的には問題だと思っています。なぜなら、そのようなオリーブオイルは、そこそこのお値段で有名なお店で売られている場合があるからです。

劣化で1番ありがちな原因が温度管理

エキストラバージンオリーブオイルは概ね35℃を越えると「遊離脂肪酸と言われる消費されないと中性脂肪になる成分が増えてしまう」のです。このようなエキストラバージンオリーブオイルを糖質制限ダイエットに使用したら残念すぎます。私も常日頃思うのですが、体重落とすのはすごく大変じゃないですか?ダイエットとして美容に良いと謳っているオリーブオイルで知らないうちに体脂肪が付いたら。残念すぎです。

オリーブオイルが熱で劣化する件は、こちらに詳しくご案内しています。
オリーブオイルが熱によって劣化する 遊離脂肪酸編

それとオリーブオイルの選び方に関してです。オリーブオイルは、「ピュア」や「エキストラバージン」とか文言がたくさんあって分かりにくいです。それらをできるだけ簡単にして、オリーブオイルの選び方をご案内しております。こちらをどうぞ。オリーブオイルの選び方

北イタリアからのオリーブオイル

オリーブオイルの味が悪くなっているのが流通している?そんなことは稀なのでは?と思われるかも知れませんが、35℃で劣化するオリーブオイルの輸入に、コンテナ内の温度が50℃近くになるコンテナ船での輸入が主流だという事実があってしまいます。でもきっと、一般の方は味の違いを感じされない場合が多いと思います。オリーブオイルをたくさん飲んだ経験があるような方で無いと分からないかも知れません。

でも、せっかく生産者が丹精込めて美味しく作ったオリーブオイルや食品を、私のような中間業者が味を変えてはいけないと思うのです。そう思って、2007年から物流に拘ったイタリア輸入食材のインポーターを営んでいます。

糖質制限ダイエットと美容に良い食物油のまとめ

糖質制限ダイエットと美容に良い食物油にはエキストラバージンオリーブオイルがお勧めです。糖質制限ダイエット中に摂る油脂に関しては諸説ありますが、地中海式ダイエットで実績があるオリーブオイルをお勧めします。

良質なエキストラバージンオリーブオイルには、健康や美容に良い成分もたくさん。抗酸化作用のあるビタミンE、ポリフェノールが複数入っています。特に製造過程で加熱処理をされていないので、油っぽく無いですし、体に付きにくい食物油とされています。

ただし、エキストラバージンオリーブオイルは鮮度が大事。例えば温度管理が不十分でしたら遊離脂肪酸が増えてしまっています。しっかり管理されているオリーブオイルを専門店で探されるのをお勧めします。

hinatano

2017.05.01

美容と腸内環境を両方を良くする食べのものについて

濃厚なオリーブオイル

美容と腸内環境に一石二鳥な食べ物

腸内環境を良くして美容にも良い食べ物といえば、エキストラバージンオリーブオイルだと思います。

「なんだ、ひょっとして販売用の記事」なんて思わずに、少しだけエキストラバージンオリーブオイルが美容と腸内環境にどのような効能があるかをご案内させてください。エキストラバージンオリーブオイルには、美容と腸内環境にビックリするくらい良いことが詰まっている食べ物だということと、実は、全てのエキストラバージンオリーブオイルが美容と腸内環境に良いとは言えないことをご案内させていただきます。

美容と腸内環境は食べ物から整える理由

腸内環境を整えると肌などの美容のほか、免疫力向上など良いことがたくさんあると言われているのをご存じですか。
腸内環境を良くする食べ物としては、ヨーグルトなどは色々種類があります、それに腸内環境良くする菌を含んだサプリメントなども美容関連のサイトで売られていたりします。

サプリや特別な食べ物で美容や腸内環境を整えるのは良いかも知れませんが、個人的には続けるのが意外に難しいと思うのです。毎日同じものを摂り続けると飽きてくることがありませんか?ヨーグルトなどたまたま切らしていて「今日はいいか」と思って一日抜いたら、そのまま1週間、、、ありがちな話ですよね。ですからか、最近テレビのコマーシャルでも続けるように啓蒙しているコマーシャルを目にします。私もヨーグルトはなかなか続けられません。例えば「和食の後にヨーグルト」こうなると不自然なので中々続けられません。良くて2週間程度です(苦笑)

そこで、良い菌が育ちやすくする腸内環境を整えるということ、それに効果がありそうな食べ物を食生活の中心に据えてみるのが良いと思うのです。それも食べ物自体では無くて調味料からです。調味料で色々なお料理に使えそうなら、毎日の食べ物に取り入れられるし、美味しくて美容にも良くて一石二鳥ですよね。腸内環境のためと言いつつ何か特別な食べ物を追加で摂るよりも、はるかに続けやすいと思いませんか

無理なく食べ物から腸内環境を整えると言うのは、美容への効能とあわせてもうひとつ言われている腸内環境と健康への関係性でも大事になってきます。

飲める鮮度のオリーブオイル

「腸内フローラ」という言葉をお聞きになられたことはありますか?
先ほどご案内した免疫力の向上のほか、アレルギーなどの原因も腸内環境にあると言われています。美容のためと限定すると女性向けとなりそうなのですが、健康のためにとなると男女関わらず、お子様にもお年を召された方にも関係してきます。

お子さんやお年寄りにはサプリやヨーグルトに馴染めない方もいらっしゃると思います。そうなると腸内環境を意識した食べ物から摂る習慣や摂り方を身につけるのが大事だと思いませんか

マイルドで美味しいオリーブオイル

オリーブオイルが美容と腸内環境に良い食べ物の理由

エキストラバージンオリーブオイルは、美容や健康に大事な腸内環境を整えるには良い食べ物だと思います。
理由は、主成分のオレイン酸や含まれるポリフェノールによるものだと思うのですが、これが実に良いことがたくさん。

1.悪玉コレステロールをやっつけるので、善玉コレステロールと善玉菌が増えやすい環境を作れると言われてる

2.オレイン酸は胃での滞在時間が短いので胃酸の分泌などが少ない。結果的に胸焼けや胃酸過多、胃潰瘍、十二指腸潰瘍になりにくくなると言われている。

3.抗酸化作用のあるビタミンEのαトコフェロールが豊富に含まれているため、肌や血管などの老化予防に高い効果があると言われている

4.良質なオレイン酸は、便秘に効果があると言われているので便秘解消を期待できます。つまり腸の掃除をしてくれると言うことですね。

5.そのほかたくさん

詳しくは、こちらをご参照ください。

これは成分の概要をご案内した記事
・オリーブオイルの体に良い効能をご紹介します

この記事は、ポリフェノールに絞って詳しくご案内しました。
がんにも効いたオリーブオイルに含まれる様々なポリフェノールの効能

離乳食にエクストラバージンオリーブオイル

腸内環境や美容への効果効能が高いエキストラバージンオリーブオイルですが、もうひとつ大事な事は安心と安全。古代ローマ時代からイタリアではエキストラバージンオリーブオイルは母乳の補助食品として扱われていました。理由は必須脂肪酸のバランスが母乳によく似ているからです。

腸内環境や美容によいものを食べ物から摂る。それも長い間摂られてきた安心安全な食べ物から。これって大事ですし、良いことですよね。

私はイタリアの食を仕事にして20年ほどになりますが、同じく自身の腸内環境と向き合うようになって10余年になります。腸内環境から起因すると言われているアレルギーになってしまったのがきっかけです。ピザの修行にイタリアに行ったときの話です。

腸内環境と肌、美容とは少し違いますが

実は私自身、自分の腸内環境について真剣に向き合うことがありました。
2007年の話ですが、ピザの修行のために2回目のイタリア長期滞在に行ったときのことです。

数年かけて歩いて探した修業先のお店だったのですが、残念ながら途中で修行を断念することになってしまいました。理由は手荒れ。粉アレルギーでは無くて、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)あるいは、汗疱(かんぽう)と言われる皮膚の疾患にかかってしまったからです。

これは手のひらと足の裏に水疱ができ、硬くなって割れるというのが症状です。あかぎれが手の平と足の裏全面に広がるような症状でした。無菌性なので人には感染しないのですが、人前でピザを焼くのには見栄えが悪いし、歩けないほど痛くなったので断念しました。

当時は難治性の疾患、つまり治らないと言われたのですが、帰国してから色々調べた結果、腸内環境に由来するアレルギーのようなものという考え方があるのをWebで見つけました。それ以来、腸内環境に関しては気にするようにしています。

今では普通の生活をしていますが、当時は普通の肌が欲しいと思ったものです。なにしろ買い物をしたときに、全面ひび割れている手でお釣りを受け取るのも気がひけました。

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

腸内環境にも美容にも良い食べ物オリーブオイルの条件

腸内環境や美容だけでは無く、抗酸化作用もあり心疾患などにも効果が期待できそうな良いことだらけのエキストラバージンオリーブオイル。でも、腸や美容に良い食べ物であるには、ちょっとだけ条件があります。

それは、エキストラバージンオリーブオイル元のままの鮮度や品質がしっかり守られていること

すっかり一般的になったオリーブオイルですが、腸内環境や美容に効果や効能を期待できそうなのは、搾っただけで加熱されていないものです。酸度など一定の条件を満たしたものを一般的にエキストラバージンオリーブオイル(イタリア語ではエクストラバージンオリーブオイル)と呼ぶのですが、国産、輸入品含めて、ちゃんとこの基準を守れていそうなオリーブオイルが実は少ないのです。

熱が加わると言っても多少なら大丈夫では?と思われるかも知れませんが、そうでも無いのです。概ね40℃くらいから、色々状態がかわってきます。例えば熱が加わると遊離脂肪酸が増えてしまって、太りやすくて中性脂肪になりやすいオイルになってしまいます。

エキストラバージンオリーブオイルに熱が加わると、体に付きやすかったり中性脂肪になりやすい遊離脂肪酸が増えることを詳しくご案内した記事です。
オリーブオイルが熱によって劣化する 遊離脂肪酸編

そのほか、オリーブオイルは光に当たると未開封でも光合成を起こして酸化するので、エキストラバージンオリーブオイルには光を遮った「遮光ボトル」と呼ばれるものに入れる必要があるのですが、時折透明ボトルに入ったオリーブオイルを目にします。

エキストラバージンオリーブオイルが光で酸化したり劣化したりすることをご案内した記事です。

光がオリーブオイルを酸化、劣化させる理由

光や熱に関しては、オリーブオイルに詳しい専門店の方なら知っていると思います。腸内環境や美容や美容に良い食べ物、エキストラバージンオリーブオイルを探すときには、専門店で探されることをお勧めします。

鮮度の良いエクストラバージンは、オリーブの実の生搾りジュース

まとめ 美容にも良くて腸内環境も良くする食べ物

腸内環境は、美容だけで無くて健康にも影響すると言われています。
サプリやヨーグルトなど腸内環境を良くすると言われている食べ物で摂ることも大事ですが、日常的に使う調味料に腸内環境を整えたり良くするものを使えば、ご家族のみなさんも一緒に腸内環境のケアができます。そういう使い方にうってつけなのがエキストラバージンオリーブオイル

エキストラバージンオリーブオイルには、腸内環境を整えるほかに、高い抗酸化効果が期待できるビタミンEのαトコフェロールも含まれています。また抗酸化の効果から心疾患の予防が期待できると言われていますし、ポリフェノールもたっぷり含まれています。

良いことがたくさんのエキストラバージンオリーブオイルですけど、実は効果を保つには光や熱からの鮮度管理が大事です。エキストラバージンオリーブオイルをお求めの際には、専門店で探されることをお勧めいたします。

2017.04.17

美容とアンチエイジングの為の抗酸化食品選びで大事な事をご案内

エキストラバージンオリーブオイル

美容とアンチエイジングのための抗酸化

美容や抗酸化、アンチエイジングで調べると色々な情報が出てきます。
たくさん関連する記事があったのですが、”そもそも良い抗酸化作用食品って何?”これがテーマの記事が少ないような気がしました。

私が仕事で扱っている「エキストラバージンオリーブオイル」も美容やアンチエイジングに効果のあると言われている優秀な抗酸化作用食品です。でも、良い抗酸化作用があるオリーブオイルを選ぶには少しコツがあります。そのあたについてご案内させていただきます。

美容とアンチエイジング、抗酸化食品で効果に差がある?

抗酸化が必要になる美容とアンチエイジングの大敵は活性酸素。
活性酸素が発生する原因は、紫外線、ストレス、喫煙、過度な飲酒などということはご存じの方も多いでしょう。
喫煙や過度な飲酒は、美容に悪いのはわかっていてのこと。きっと理由はストレスからでしょうから、ストレスフリーな生活を送れれば抗酸化作用のある食品など摂らなくても良いから1番良いのでしょうね。

イタリアには、毎日の生活に”絶妙な緩さ”があります。
電車やバスが時間通りに来なかったりするのが普通のこと、路線バスが道を間違えて一方通行を逆走みたいなことまであるので、遅刻しても無理なく当たり障り無く言い訳できます(笑)そういえば、イタリアでは美容やアンチエイジングは話題になるものの、ストレスや抗酸化については広告などで目にすることは無かった気がします。

イタリアの田舎

でも、いろいろな事がちゃんとしていて、ちゃんとしたことを求められる日本での生活は、ストレスは避けられないですよね。ストレスと上手く付き合う方法を探した方が良いような気がしませんか

ストレスと上手く付き合いながら、美容とアンチエイジングを考えると、きっと抗酸化作用のあるものを上手に取り入れようということになると思います。サプリメントか抗酸化作用のある食品で摂ることになると思うのですが、この「抗酸化作用のある食品」というのが、実に分かりにくいと色々な記事を読んで思いました。

まず抗酸化作用のある食品の数が多すぎ。
よく例に挙がる抗酸化作用のある食品は、バナナ、トマト、お茶にキャベツ、ニンニク、生姜、アボカド、あるいはレバーなどの肉類まで。ひょっとして、抗酸化作用の無い食品の方が珍しいのでは?と思えてしまうくらいたくさんあります。食べ物一つずつ成分を覚えるのは大変です。”抗酸化作用は葉物野菜にあって、色が濃いほどたくさん美容とアンチエイジングのために濃い色の葉物野菜をたくさん”こんな感じで選べれば良いですけど、残念ながらそうなりません(苦笑)

それに抗酸化作用のある成分もたくさんありすぎ。
トマトのリコピンは美容やアンチエイジングに良いとよくテレビコマーシャルで目にします。そのほか、抗酸化作用効果で調べるとお蕎麦のルチン、お茶にはポリフェノールやカテキン、大豆のイソフラボンもなかなかものもらしい。でも、ポリフェノールって、血液サラサラ効果があると言われていたような気がするけど、抗酸化作用もある?
ポリフェノールなら、赤ワインが有名。でもワインは酸性だし、食品の酸性やアルカリ性と抗酸化作用って関係がある?無い?

色々考えるとややこしいです(笑)
私だったら、どれを選べば1番良いのか分からなくなります。

サプリという方法もありますけど、食事として美味しく摂れれば楽しい。そういう理由からエキストラバージンオリーブオイルを摂ることを習慣にされているお客様が、私のところにはたくさんいらっしゃいます。

グリーンオリーブとオリーブオイル

美容と抗酸化、日伊の違い

イタリアの日差しは強烈です。真冬でもサングラスは必需品なくらいです。

美容とアンチエイジングの原因は活性酸素で、発生理由のひとつに紫外線があるとご案内しました。
イタリアの女性は、この強烈な紫外線をたくさん浴びます。夏などは小麦色に焼くのが必須で、海に行ってもひたすら焼くだけです。

今、私がよく会うイタリア人は、オリーブオイル農園や工房で働く人達です。
彼ら彼女らに「日本では日傘というものがある」と話をすると、とても不思議がります。美白という発想は無いようです。

紫外線に寛容な彼女らもアンチエイジングには関心が高いのですが、私の知人達が1番頼りにしているのがエキストラバージンオリーブオイルです。実際、一年中触れているからか、オリーブオイル工房で働く女性は手がきれいです。

鮮度の良いエクストラバージンは、オリーブの実の生搾りジュース

抗酸化物質たくさんで美容とアンチエイジングに最適

オリーブオイル、それもエキストラバージンオリーブオイルには抗酸化作用があって美容やアンチエイジングによいと言われています。成分を細かく見ていくと、抗酸化のほかに美白効果がある成分もあって、美容に良いとされていることがてんこ盛りの優れものです。

まず、主成分は酸化しにくいオレイン酸。良質な酸化していない油脂分は、美容やアンチエイジング以外にも健康にとって大事なことですよね。ポリフェノールは3種類入っていて、そのなかのヒドロキシチロソールと言われるポリフェノールは、抗酸化作用のほかに美白効果もあると言われています。

オリーブオイルのポリフェノールについては、こちらに詳しくご案内しています。
がんにも効いたオリーブオイルに含まれる様々なポリフェノールの効能

エキストラバージンオリーブオイルの中で、1番抗酸化作用があって美容やアンチエイジング効果に期待が持てそうなのは、ビタミンE。それもオリーブオイルには、αトコフェロールと呼ばれる1番強い抗酸化作用があるビタミンEが入っています。でも、このαトコフェロールは、オリーブオイル自体を酸化から守るために使われる事があります。

酸化しにくいはずのオリーブオイルを酸化から守るために、オリーブオイル自身が持っている抗酸化物質ビタミンEのαトコフェロールを使う。つまりオリーブオイルが劣化してしまうほど過酷な状態ということなのですが、このような状態になっているオリーブオイルを時折目にします。

マイルドで美味しいオリーブオイル

美容やアンチエイジングに有効な抗酸化作用が無くなる

オリーブオイルは、農園で搾られたままの鮮度の良い状態なら、素晴らしく美味しく体に美容にアンチエイジングに良い抗酸化物質や成分がたっぷりです。ただし、ちゃんと取り扱ってあげればのお話しです。ちょっとしたことで、その成分が台無しになってしまいます。

「ちゃんと取り扱う」と言っても、そんな難しいことでは無くて、美容とアンチエイジングに有効だと言われているビタミンEのαトコフェロールなら、光にあてないことです。赤ワインのボトルのような、光を遮ったボトルに入れてあげれば良いだけです。

オリーブオイルのビタミンE(αトコフェロール)は、光に当てると減ってしまうことが分かっています。光に当てると最初の3ヶ月で20~30%減ってしまいます。なぜ光に当てると減ってしまうかと言いますと、オリーブオイルが光で酸化するのを止めようとするからです。

オリーブオイルは、緑や黄色がかってきれいですよね。あの色は葉緑素からです。葉緑素と聞いて学校で習った「光合成」を思い出されましたか?”植物の葉は、二酸化炭素と光で酸素を出す”あれのことです。

オリーブオイルの場合は、光に当たると紫外線に反応して光合成をはじめます。つまり透明なボトルだと光合成を起こしています。このオリーブオイルの光合成は酸素無しでも起こるので、未開封でも透明なボトルに入っていれば光合成を起こします。

紫外線からの酸化に有効な抗酸化物質は、ビタミンEのαトコフェロール。そうなのです、美容とアンチエイジングに有効で抗酸化作用の高いと言われているビタミンEのαトコフェロールを使ってしまうことになります。オリーブオイルが透明なボトルに入っている場合、未開封でも大幅に減ってしまっていることがありえるのです。

オリーブオイルが光で劣化することについては、こちらで詳しくご案内しています。

光がオリーブオイルを酸化、劣化させる理由

パンとオリーブオイル

美容用のオリーブオイルには、透明なボトルだったり曇りガラス程度の遮光を施したものを良く目にします。きらきらしていて、きれいなのですが、もう少し遮光した方が良いような気がしています。

私の仕入れ先のオリーブオイル生産者が美容とアンチエイジング用のオリーブオイルを作ったのですが、ボトルはこのようなしっかりした遮光。確かに薬品の瓶のようで味気ないですが、きっと肌や美容、アンチエイジングに良い言われているエキストラバージンオリーブオイルの成分がたっぷりです。

スキンケア用オリーブオイル

美容とアンチエイジングのための抗酸化食品で言われてないことのまとめ

美容とアンチエイジングのために抗酸化作用のある食品を摂りましょうとはよく言われています。抗酸化作用のある食品は、実にたくさん。たくさんありすぎて選びにくいほど。

そこで、複数の抗酸化物質が入っていて、色々な使い方ができるエキストラバージンオリーブオイルを抗酸化作用のある食品として選ばれることがあります。美味しくて、色々なお料理に使えて抗酸化物質を摂るにはうってつけの食べ物。それに美容専用のオリーブオイルもたくさん出ているくらいなので、良い効果も期待できそう

ただし、美容とアンチエイジングのために抗酸化作用として1番有用な成分、ビタミンEのαトコフェロールは遮光していないと減ってしまいます。食用でも肌用でも、透明なボトルだったり曇りガラス程度の遮光なら、ぜひ遮光されてください。アルミホイルで包むだけでも効果は十分期待できますよ。

2017.01.19

オリーブオイルとレモンの美味しい使い方

鮮度の良いエクストラバージンは、オリーブの実の生搾りジュース

オリーブオイルとレモンを美味しく使う

エキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)とレモンは最高の相性。
日本で言うところの醤油とわさびのようなものと個人的には思っています。

このオリーブオイルとレモンの組み合わせは、サラダにはよく使いますが、
ほかにどんな使い方があるかやアレンジ方法をご紹介します。

オリーブオイルとレモンを使うお料理

オリーブオイルとレモンは、サラダ以外にも使えます。
魚介類なら、カルパッチョや焼き魚、魚の蒸し物アクアパッツァを取り分けたあとなど
このあたりの食べ方は、日本人にも馴染みがある使い方です

肉料理にもオリーブオイルとレモンは使います。
豚肉や鶏肉などの白身系のお肉を塩で焼いた後、オリーブオイルとレモンで仕上げると美味しくいただけます。

さて、オリーブオイルとレモンの使い方について素朴な疑問を

1.オリーブオイルとレモンはどちらを最初にかける?
これと言って順番が決まっているわけではありませんが、最初にオリーブオイルをかけると食材がオリーブオイルコーティングされるのでレモン果汁が染みこみにくいです。

2.オリーブオイルとレモンを最初混ぜ合わせて入荷させた方が美味しい?
乳化というのは、オリーブオイルをレモンの果汁で薄めることになるので、オリーブオイルの味を活かしたいのなら乳化しない方が美味しいと思います。

レモンフレーバー付きオリーブオイルとの違い

オリーブオイルとレモンは、レモンフレーバー付きオリーブオイルと言う形でも存在します。
これと、フレッシュのレモンとオリーブオイルを使用する場合との最大の差は水分です。

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

レモンフレーバー付きオリーブオイルの方が、レモンとオリーブオイルの濃縮された味を楽しむことができますが、
このフレーバー付きオリーブオイルの最大の難点は、香りが長持ちしないオリーブオイルが存在することです。

少なくともオリーブとレモンを一緒に搾っている品ではないと、開封後に香りがすぐに無くなる品が多いです。

オリーブオイルと搾るレモン

オリーブオイルと搾る有機栽培レモン

オリーブオイルと一緒に搾るレモンは有機栽培が良いですよね。
写真は私の取引先のレモンフレーバー付きオリーブオイルに使用しているレモンです。「BIO」は有機栽培を意味しています。

オリーブオイルとレモンのアレンジ方法

オリーブオイルとレモンのアレンジ方です。

1.バルサミコを加え、甘い酸味とレモンの酸味、オリーブオイルの味の濃さ、この3つの味でサラダを楽しむ。
バルサミコとレモンは意外に相性良いです。レモンとバルサミコ、それぞれ不足している風味が相互に補完して、オリーブオイルが仲介者になっているような感じです。サラダ以外にも白身系のお肉料理には相性が良いと思います。
お試しになってみてください。

2.パルメジャーノを加えてみる
サラダにするとき、上のバルサミコとレモンに加えて、パルメジャーノチーズを摺り下ろしても面白いです。伝統的なイタリアンのレシピには無いのですが、この味はシーザーサラダみたいになります。

ぶどう果汁だけで作られた濃厚なバルサミコ

まとめ オリーブオイルとレモンの美味しい使い方

オリーブオイルとレモンの組み合わせはサラダ以外にも使えます。
例えばお魚や白身系のお肉を塩で焼いた後に、オリーブオイルとレモンでいただくと美味しいです。

オリーブオイルとレモンのアレンジ方法ですが、バルサミコを加えてみるのをおすすめです。

オリーブオイルにあわせる酸味ですが、レモンだけだと爽やかですけど深さが足りない、
バルサミコとオリーブオイルは、なんとなく爽やかさが足りない。

この何となく足りない味を相互に補完してくれます。

2017.01.18

1番美味しい条件で作ったオーガニックのオリーブオイルの味

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

オーガニックオリーブオイルが美味しくなる条件

オーガニックのエキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)は、美味しく無いと言われています。

理由はいくつかあります。例えば、農薬により害虫駆除が出来ないオーガニックのオリーブ農園では、虫が食べ残した美味しく無いオリーブの実でオリーブオイルを作ることになるなどです。

でも、例外的に環境に恵まれた美味しいオーガニックのオリーブオイルを産するオリーブ農園もあります。
そのような農園で採れるオーガニックのオリーブオイルの味や品質についてご案内します。

関連記事:オーガニックのオリーブオイルは、まずいと言われる理由

美味しいオーガニックのオリーブオイルができる稀少な農園

オリーブオイルにもオーガニックがあります。
ただし、オリーブオイルに関してはオーガニック生産で美味しいものをつくるのは難しいです。
難しい理由はいくつかあるのですが、例えばオリーブの木一人あたりの担当本数です。

私の知る限り、オリーブ農園でオリーブの世話をする人と木の本数の比率は、少なくても一人あたり500本以上です。

それではオリーブの木の剪定もままならないのでは?と思われるかも知れませんが、実はオリーブの木は実をつける年と成長する年が交互にやってきますので、いつも全ての木を剪定するというわけではありません。

加えて成長のスピードも遅いので、なんとか手入れが行き届くらしいのですが、かなりの担当本数には違いありません。

オリーブの収穫

一人あたりの管理本数が多くて、農薬も使用できないオーガニックオリーブオイルの農園で、美味しいオリーブの実を生産しようとしたら、自然の力を借りることになります。つまり害虫が生存しにくい気候や地理的条件のオリーブオイル農園が必要になります。

具体的には、夏の間に35℃以上になるか、秋に実が熟しだしてすぐに15℃を下回る農園、あるいは他のオリーブの木から、ものすごく離れているオリーブの木などです。これらの条件は、害虫が生存しにくい条件になります。

さて、このような恵まれた気象条件で産されるオーガニックのオリーブオイルの味わいですが、オーガニックのオリーブオイルならではの特徴がしっかりとあります。

オーガニックのオリーブオイルならでは美味しさ

オーガニックオリーブオイルの生産に適しているオリーブ農園は、最低気温が急激に下がるなど、ある意味で普通のオリーブオイル農園より厳しい自然環境です。

そのためにオリーブの木自体が生存しようとする力が強くなるらしく、オリーブの実の種が大きめです。

オリーブの実の塩水漬け

種が大きめなゆえに、オリーブオイル自体の足腰がしっかりしている印象になります。

例えば、通常タジャスカ種オリーブオイルは、魚介類や白身系のお肉にしかあわないのですが、hinatanoで扱っているブルーナ家のオリーブオイルは、タジャスカ種でも赤身系のお肉にも負けていません。

搾りたてのオリーブオイル

タジャスカ種は、完熟してから搾るので通常はマイルドなオリーブオイルに分類されます。
確かに辛味や苦味は少なめなのですが、しっかり濃い味です。

それに、このオリーブオイルは賞味期限が多少過ぎても美味しくいただけます。私は賞味期限切れ半年くらいのものを食べたことがありますが、全然普通に食べられました。

美味しいオーガニックのオリーブオイルの扱い方

美味しいオーガニックのオリーブオイルですが、取り扱い方に特別なものはありません。
普通のオリーブオイルのように熱や光から守ってあげるだけです。

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

オリーブオイルの美味しさを維持する保管方法ですが、「オーガニック生産」か「そうでないか」では無くて、オリーブオイルのデリケート加減など味のタイプ別に保管に若干の違いが出てきます。

オリーブオイルには辛味苦味がある場合があります。この辛味苦味は抗酸化物質のポリフェノール由来です。辛味や苦味が少ないオリーブオイルは抗酸化物質が比較的少ないということになりますので、高温への耐性が弱くなりますので、夏場でも30℃以下の場所で保管をおすすめます。ただし冷蔵庫での保管はNGです。冷蔵庫に入れるとオリーブオイルの食物繊維を傷める場合があります。

まとめ 1番美味しい条件で作ったオーガニックのオリーブオイル

オーガニックのオリーブオイルは、虫が食べ残したオリーブの実で搾るからなど、色々な理由でまずいと一般的に言われていますが、美味しいオーガニックのオリーブを生産できるオリーブ農園も稀ですが存在します。

気候や地形が、オリーブの害虫が発生しにくい条件になっていて、美味しいオリーブの実が虫に食べられずオリーブオイルに使えます。そのような農園は、自然環境も厳しいので、オリーブの実の種が大きめです。そのためオリーブオイルの味も足腰がしっかりした、深みのあるオリーブオイルになっています。

2017.01.17

オーガニックのオリーブオイルは、まずいと言われる理由

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

オーガニックのオリーブオイルはまずい?

オーガニックのオリーブオイルはまずいと信じてる人達がいます。
それは一般の方では無くて、オーガニック栽培をしていないオリーブオイル生産者の人達です。

彼らが言うオーガニックのオリーブオイルが美味しく無い理由はシンプルで明確です。

オーガニックのオリーブオイルがまずい理由

オーガニックのオリーブオイルを懐疑的に思っているオリーブオイル生産者の人達が言う、オーガニックのオリーブオイルが美味しく無い理由は、”オリーブの実そのものが美味しく無いから” です。

オーガニック栽培ということは、農薬、殺虫剤を使えません。
つまり害虫(オリーブミバエ)が出た場合は退治の方法がありません。

オリーブミバエも美味しいオリーブの実から実から食べていきます。
つまり、虫が食べ残したオリーブの実でオリーブオイルを搾るわけですから美味しいオリーブオイルのはずが無い。
というのが、オーガニックのオリーブオイルに懐疑的なオリーブオイル生産者の考え方です。

完熟した収穫期のタジャスカ種のオリーブ

実際、私もオーガニックオリーブオイル農園をいくつか訪問したことがありますが、虫食いだらけでボコボコになったオリーブの実が、木で熟しているのを見たことがあります。

その農園は、ほぼ全てのオリーブの実が虫食いだらけでしたから、あのオリーブでオリーブオイルを搾るのだと思います。

オーガニックのオリーブオイルがまずい二つ目の理由

オーガニックのオリーブオイルがまずい二つ目の理由があります。

例え虫食いだらけでボコボコになっていても、オリーブの実が詰まっていればオリーブオイルは搾れます。
でも、虫に食われて空洞だらけのオリーブの実を搾っても美味しいオリーブオイルにはなりません。

そのためオーガニックのオリーブ生産者はオリーブを収穫した後水槽にオリーブの実を入れます。
浮いてきたオリーブの実は空洞があるので、捨ててしまいます。

エキストラバージンオリーブオイル

ただ沈んでいるオリーブの実も空洞がある場合があります。
なぜ水槽に沈んでいるかと申しますと、オリーブの実の中でオリーブミバエが死んでいるか、糞がオリーブの空洞に詰まっていると水槽に沈みます。

それらは判別の方法が無いので、結果的に一緒に搾ってオリーブオイルにすることになってしまいます。
これが、オーガニックのオリーブオイルは美味しく無いと言われている二つ目の理由です。

オーガニックのオリーブオイルは気候と地形が大事

オーガニックのオリーブオイルの生産は不可能のように思えますが、実は、一定条件を満たせばオーガニックのオリーブ生産やオリーブオイル生産が成立します。そのカギは、気候と地形です。

標高が高く良い条件の有機栽培エキストラバージンオリーブオイルの畑

オリーブの害虫オリーブミバエは一定の気温を下回ると生存できません。その温度は概ね15℃です。

オリーブの実は、夏の乾季の間はカラカラに乾いていますので、皮が固く虫がオリーブの実に入っていけません。秋の雨期に入って、オリーブの実に水分が行きだしたら皮が軟らかくなり、オリーブミバエがつきやすくなります。

このオリーブの実が熟しだしたらすぐに最低気温が15℃を下回ってしまえば良いのです。

そんな都合の良い畑があるの?と思われるかも知れませんが、あります。
標高が高い畑は、秋になるとすぐに15℃を下回ります。

ただし、こういう標高の高い畑は珍しいオリーブ畑です。

まとめ オーガニックのオリーブオイルは、まずいと言われる理由

オーガニックのオリーブオイルはまずいと言われている理由は
1.害虫が食べ残したオリーブの実を使ってオリーブオイルを搾ることになるから、良い実が使えない
2.技術的にオリーブの実と害虫を一緒に搾ってしまうこともあるので、雑味が出て美味しく無い。

これら2つの事が発生しない畑もあります。
その畑では美味しいオーガニックのオリーブオイルを作れます。

ポイントは、気候と標高です。

2017.01.16

トマトのパスタを美味しくするオリーブオイルの使い方

トマトのシンプルパスタ

オリーブオイルは、トマトのパスタの影の主役

トマトのパスタはシンプルですが奥が深いです。
エキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)の農園訪問をしていると、イタリアの田舎の食堂でシンプルだけど絶品のトマトのパスタに時折出会います。

そういうお店で使用しているのは、トマト、塩、オリーブオイル。
それに少量のハーブや香味野菜。そんなシンプルな食材で深みのあるトマトソースパスタにする方法を、イタリアの職人さんからの伝聞を中心にご案内します。

パスタに使うトマトソースは、オリーブオイルだけでも美味しい

パスタなどに使うトマトソースを作ったとき、もっと美味しくしたいと感じる味の不満点は、

1.水っぽい 
2.味がしない 
3.コクが無い 
4.酸味がある

このあたりだと聞いたことがあります。

これらの原因と考えられる対策はこんな感じで、2.3.4にはオリーブオイルが力を発揮します。

1.水っぽい 
塩が足りないか、トマトの水分が飛びきっていない

2.味がしない 3.コクが無い 
塩が足りないか、旨みのうち油分に該当するオリーブオイルが足りない

4.酸味がある
トマトの質の問題だと思います。対策としては煮込みを長くして飛ばすくらいしか思いつきません。

あるいは、オリーブオイルの量を増やすと味に丸みが出る場合があります。いずれにしろ酸味が強い場合は、トマトの缶詰のメーカーを替えてみるのをおすすめします。

完熟タイプのトマトピューレ

味にコクを出す為に玉ねぎなど香味野菜を加える方法もありますが、お店ごとに入れたり入れなかったりです。

トマトとハーブだけのお店もあります。トマトソースの味をトマトがギュッと濃縮された味にしたい場合、香味野菜を入れると逆に味がぼやける場合があります。

替わりに味に深みを出すのがオリーブオイルの役目ですし、オリーブオイルさえ美味しければ、加える量を増やすだけでシンプルに味に深みが出ます。

パスタ用トマトソースのオリーブオイルとハーブの使い方は無限大

香味野菜と同じようにお店によって違うのがハーブの使い方です。
バジル、オレガノ、イタリアンパセリなどを複数入れたり単品だったり。

入れるタイミングも、トマトソースが出来上がってから派と一緒に煮込む派に分かれます。

パスタ用トマトソース
パスタ用には、ここまで煮詰めてオリーブオイルがしっかり入ったトマトソースも美味しいですよ。

もうひとつ、唐辛子もハーブのようなとらえ方で使われる場合があります。
トマトソースを作る最初の工程、ニンニクとオリーブオイルを温め始めるときに加えてトマトを投入した直後に取り除く。そう使うと辛味を感じるのでは無くて、トマトの味がぎゅっと締まる感じがします。ただし、カプサイシンに弱い方はご注意ください。

パスタ用トマトソースは薄味なもの。オリーブオイルでコクを出す

トマトソースは、パスタ用ピザ用など使い方作り方ともに非常にレパートリーが多いですが、イタリアでは共通しているのは味付けが最小限と言うことでした。

塩味はトマトの味を活かすだけ、イタリアの一般家庭向けのレシピには、砂糖を加えて甘味を出したりパルメジャーノでコクを出したりするのもありますが、あくまでも例外です。

パスタ用含めてトマトソースは、トマトの旨みを凝縮したもので、オリーブオイルで味の深さや旨み、コクを出します。
お料理に必要な塩味は、パスタならパスタに塩味をつけます。

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

いずれにしても、決め手になるのがエキストラバージンオリーブオイルです。
ソースが出来上がった後や、パスタとトマトソースをあわせたあとにエキストラバージンオリーブオイルをたっぷり加えます。
鮮度が良いオリーブオイルなら、それは素晴らしく美味しくなります。

まとめ トマトのパスタを美味しくするオリーブオイルの使い方

美味しいトマトソースのパスタに必要な味の深みはオリーブオイルから取り入れます。

水っぽさが無いようにトマトをギュッと煮込んで水分を飛ばし、しっかり塩味をつけたパスタとあわせた後、鮮度の良いエキストラバージンオリーブオイルをたっぷりかけます。

鮮度が良いオリーブオイルなら、パスタとオリーブオイルだけでも美味しいくらいですから、トマトの水分さえちゃんと飛ばしてあげれば絶対に美味しいですよ。

2017.01.15

おすすめしたオリーブオイルの美味しさは、どのようなものかご案内します

グリーンオリーブとオリーブオイル

おすすめしたいオリーブオイルの美味しさ

おすすめのオリーブオイルを美味しさでは無くて、鮮度を視点に前回ご案内しました。

お知りになりたい事から外れてしまったかも知れませんが、オリーブオイルを鮮度と鮮度を大事にするお店で買うことをおすすめした理由は、どんなに受賞歴が多くて美味しいオリーブオイルでも、管理が悪くて、鮮度が落ちて劣化してしまえば味も悪くなるし、体にも悪いからでした。

では、美味しさは大事では無いかというと決してそんなことはありません。

どのようなタイプのエキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)でも、鮮度が良ければ、それぞれ個性的な美味しさを感じることができます。

美味しさは安心でもある。おすすめのオリーブオイル

偽物が多いと言われているオリーブオイルですが、ちゃんと基準通りに作られたオリーブオイルで、大事に運ばれ管理している鮮度の良いオリーブオイルなら確実に美味しい味がします。

オリーブオイルの味で、例え本物でも困る味が苦みと辛味になりますが、これにはちゃんとした対処法がありますので、このあとご案内します。

エキストラバージンオリーブオイル

おすすめできる鮮度の良いオリーブオイルは、美味しいのと同時に安心できるオリーブオイルになるのですが、それを分かりやすく理解するために、少し逆に考えてみます。

オリーブオイルで、偽物あるいは劣化していると思われるあってはいけない味。
美味しく無くておすすめできないオリーブオイルとは、こんな味がします。

1.ひとくち口にふくんだら油っぽい
2.味が全くしない
3.変な味や臭いがする
4.食べた後、胸焼けしたり気分が悪くなる。

1.に関しては、本物のエキストラバージンオリーブオイルでも熱が上がってしまうと、このように油っぽく味が変化してしまいます。2.は、収穫時にオリーブの実が熟しすぎていたか、あるいは熟しすぎギリギリ基準内だとしても、時間経過と共に味がしなくなってしまったグレーゾーンのオリーブオイルです。

3と4については論外。明らかにエキストラバージンオリーブオイルでは無いです。このようなオリーブオイルは、加熱調理に使用すると体にまとわりつくようなベトベト感すら感じることがあります。

本物のエキストラバージンオリーブオイルだけど苦すぎて困ったとき

オリーブオイルの味で、驚かれるのが辛味や苦味だと思います。
激しく苦いオリーブオイルを食べたら、何か体に悪いものでも食べたのか、偽物オリーブオイルなのかと不安になられると思います。特に苦味に関しては、オリーブの収穫搾油の年度ごとに大幅に違う場合があります。

パンとオリーブオイル

オリーブオイルの辛味や苦味はポリフェノール由来で健康に良いものです。
このポリフェノールは時間経過と共に減っていきますので、辛味苦味も時間経過と共に減ります。

関連記事:手に入れたオリーブオイルが苦い場合、どのように対処すれば良いかご紹介します

美味しいおすすめのオリーブオイルの管理法

開封してあと、辛すぎたり苦すぎたりするのが分かったオリーブオイル。
時間経過でまろやかになるとは言っても、一度開封したオリーブオイルは酸化してしまうと思われるかも知れませんが、オリーブオイルは酸素には極めて強い食物油です。

ましてや辛味や苦味が強いのは、抗酸化物質が多い高ポリフェノールのオリーブオイルということですから、開封してもしっかり栓をしておけば数ヶ月はもちます。

鮮度の良いエクストラバージンは、オリーブの実の生搾りジュース

確かに、開封したまま放置していたオリーブオイルの栓を開けてみたら酸化臭がするときがあります。
でも、このようなケースは、ほとんどの場合ふた周辺に付着したオリーブオイルが酸化しているだけです。ペーパータオルなどできれいに拭き取れば酸化臭は消えます。

次に気になるのはオリーブオイルの保管温度だと思いますが、夏場でも流しの下などで大丈夫です。結構デリケートでポリフェノールが低いオリーブオイルだとしても、30℃ちょっとの環境なら、2ヶ月弱くらい置いておいてもオリーブオイルの基準内に劣化が収まります。

オリーブオイルが輸送中に温度で劣化することもあるのですが、もっと高温になります。
残念ですけど庫内温度が60℃に達する可能性があるコンテナで、輸入されているオリーブオイルがたくさんあります。

マイルドで美味しいオリーブオイル

オリーブオイルが、温度や酸素以上に苦手なのは光です。
透明ボトルに入れて直射日光に当たっていれば、開封しなくても数ヶ月後には酸化臭の固まりになってしまいます。

まとめ おすすめしたオリーブオイルの美味しさは?

オリーブオイルは鮮度さえ良ければ、それぞれ個性的な味が楽しめるし健康にも良いです。
買ったオリーブオイルが、例え辛すぎたり苦すぎたりしても、それらの味はある意味高品質のオリーブオイルとも言えます。それに辛味苦味は、ちゃんと対処法があるのでご安心ください。

それよりも、気をつけなければならないのは、油っぽかったり、味がしなかったり、変な味や臭いがしたり、食べたら胸焼けがしたりするオリーブオイル。それらは劣化しているか、何かが混ざっている為に起きている味でエキストラバージンオリーブオイルとは言えない代物です。

先日、とある店舗で、オリーブの搾りかすから溶剤を使用して搾った2番搾りのオリーブオイルの用途に「生使い、サラダにどうぞ」と書かれているのを見ました。知らない方があれをサラダで食べたら、きっとオリーブオイルが嫌いになってしまうと思いました。

2017.01.14

おすすめしたいオリーブオイルとおすすめする理由

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

おすすめしたいオリーブオイルとは

エキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)は、健康に良くて美味しいものです。
でも、オリーブオイルは、種類が多くて値段の幅も広いし、最近では偽物が多いとも言われていて分かりにくい
そう思われている方へ、おすすめのオリーブオイルをご案内させていただきます。

ピンポイントで、何という名前のオリーブオイルです。
というわけでは無いのですが、探し方や考え方のひとつとしてみていただけると幸いです。

本物のオリーブオイルは、本当に美味しくて健康に良いです。

おすすめできるオリーブオイルの条件

オリーブオイルがオリーブオイル以外の食物油に比べて優れていることはたくさんありますが、そのうちのひとつにオリーブの収穫から搾油まで全ての工程で熱を加えないというものがあります。

これは低温圧搾法と言われ、最近ではオリーブオイル以外の食物油でも使われていますが、オリーブオイル以外では搾油効率が悪く非常に高価な食物油になっています。

低温圧搾は、熱が加わっていないので油っぽい味がしないしのと同時に、健康に良い成分がそのままで健康に悪い成分も発生しないというメリットがあります。

このことがオリーブオイルが健康に良くて美味しいと言われている理由です。

オリーブオイル

おすすめしたいオリーブオイルというのは、このオリーブオイル本来の味と成分が保たれているのが条件になります。

私のようなオリーブオイルのインポーターが、オリーブ農園で試飲するような、健康に良くて美味しいオリーブオイルです。

オリーブオイルの味見

おすすめの仕方が難しいオリーブオイル

オリーブオイルは食べ物ですから、美味しく楽しく召し上がっていただきたいです。

ただ、私が考えるおすすめしたいオリーブオイルというのは、熱や光から劣化していないオリーブオイルですので、ご説明すると理屈っぽくなります。例えばこのような記事になってしまいます。

オリーブオイルが熱によって劣化する 遊離脂肪酸編
オリーブオイルが熱によって劣化する ピロフェオフィチンa編
光がオリーブオイルを酸化、劣化させる理由

書いた私が申し上げるのもおかしいのですが、理屈っぽくて最後までお読みいただくのには根気が要りそうです。

おすすめするようなオリーブオイルに出会える場所

おすすめしたいオリーブオイルの条件として、劣化していないオリーブオイルということをご案内しました。
でも、肝心なのはどこで出会えるかと言うことですよね。

オリーブオイルのティスティング

オリーブオイルのインポーターとして色々な卸先の方と話をする機会がありますが、全ての方が、このオリーブオイルの品質や鮮度に興味を持っていただけているわけではありません。同時に全てのオリーブオイル輸入業者がオリーブオイルの鮮度に拘っているかと申しますと、残念ながら少数派です。

合法的に輸入されたオリーブオイルなら、それ以上は拘らない(あるいは拘れない)というのも分かるような気がします。

でも、私がおすすめしたい”オリーブオイル農園で飲むような、美味しくて健康に良いオリーブオイル”は、大事に管理しながら輸入や保管をしないと味が変わってしまいます。

さらに申し上げれば、規定通りに作られたオリーブオイルで鮮度さえ良ければ確実に美味しいです。多少辛味や苦味があってもちゃんと管理すれば、次第に美味しくなります。

北イタリアからのオリーブオイル

最近、品質や鮮度に拘ったオリーブオイルを扱っているお店や輸入業者が出てきています。
主に個人のお店ですが、インターネットやブログに書き込みされているのを見かけます。

こういう方が営んでいるお店でしたら本当におすすめできるようオリーブオイルに出会えると思います。
オリーブオイルと鮮度や品質、温度管理などのキーワードを絡めて検索すると情報が出てきます。

まとめ おすすめしたいオリーブオイルとおすすめの理由

おすすめしたいオリーブオイルとは、温度や光からの品質管理がしっかりしているオリーブオイルです。
規定通り作られたオリーブオイルなら、多少辛味や苦味があっても時間経過と共に美味しくなっていきます。

少し見方を変えれば、どれだけ受賞歴のある優秀なオリーブオイルでも、熱や光にさらされれば、全然美味しく無くなってしまいます。

比較対象があれば、オリーブオイルが劣化しているかどうか分かるのですが、ほとんどの場合、オリーブオイルの輸入業者はオリーブオイルの生産者と独占契約をもっているので、傷んだオリーブオイルか、あるいは元々そんな味だったか比べようが無いのも、オリーブオイルの品質管理に拘らない業者がいてしまう理由かも知れません。

2017.01.13

イタリアのパスタとトマトについて、まずは簡単なところから

raccolta pomodori 5

パスタとトマトの組み合わせ方

パスタソースに欠かせないトマトですが、色々なトマト製品があります。
缶詰でも、剥いただけのホールトマトやザク切りしたダイス缶、瓶詰めならトマトピューレなど。

でも実は、イタリアには既製品のパスタ用トマトソースが少ないのをご存じでしたか。
このこと含めて、イタリアのパスタとトマトのことについて簡単なことをご紹介させていただきます。

実は既製品のパスタ用トマトソースが少ないイタリア

まず、トマトの缶詰、湯剥きしただけのホールトマトとザク切りダイストマトの特徴と使い道について、

ホールトマト
皮や芯などを取り除くことができるが、水分を飛ばすのに時間がかかるので結果的に果肉感がダイス缶より弱い。

トマトをザク切りしたダイス缶
実の部分が多いので、お料理する際には一気に煮詰めて果肉感を出しやすいが、皮が多少残る

大雑把ですが、だいたいこんな感じではないかと思います。
イタリアの厨房で働いているときは、レストランでもピッツェリアでもホールトマトを裏ごしして使っていました。

ボンゴレとトマトのパスタ。仕上げはやっかりエクストラバージンオリーブオイル

レストランでは、唐辛子やハーブなどを使ってパスタにも使うトマトソースにしたのですが、ピッツェリアの場合は、裏ごししただけの状態でもトマトソース(salsa di pomodoro)と呼んでいました。ピザ生地にのせて400℃近い高温で一気に熱を飛ばすので、事前の調理無くてもソースとして使えるからだったかも知れません。

この裏ごししただけのトマトに近いのがトマトピューレになります。

トマトピューレをお買い求めの際には、ぜひピューレの硬さや果肉感をお確かめください。
トマトジュースみたいにゆるいトマトピューレは、まだ完熟していないトマトも使用していたかも知れません。

完熟していないトマトで、果肉感のある粗漉しのトマトピューレにすると、果肉と水分が分離してしまいます。
分離すると見栄えが悪いので売れにくくなります。

分離しにくいようにするには、ゆるいトマトピューレにすれば良いと言うことになります。

味は当然完熟トマトを使用して、粗く仕上げたトマトピューレの方が美味しいです。
良いトマトピューレは、まるで生トマトのような味わいの品もあります。

完熟タイプのトマトピューレ

ところで、意外かも知れませんが、イタリアにはトマトソースはあまり売っていません。
売っていたとしても、パスタ用のものだけで、味もそれほど美味しいとは思えません。

理由はトマトソースはイタリアにとって非常に基本的な食材でもあるということ。
各家庭やお店で独自のレシピや味があります。

そのトマトソースをベースに各家庭のお料理のレシピがあるので、市販品のトマトソースの需要が少ないのだと思います。私も何年も探したのですが、結果的に美味しいトマトピューレを扱う方がよりイタリアらしいと思って、ピューレを輸入しています。

イタリアにもある安すぎるトマト缶の出所

イタリアにも不自然なくらい安いトマト缶があります。
私の記憶では、日本で100円くらいで売られているサイズが、20円とか30円くらいのものもありました。
缶に原産地は書いてなかったので一応イタリア国内産ということになります。

でも、あまりにも不自然なので、役所がイタリア国内のトマトを輸出入含めてを調べたところ、流通量の20%弱が中国産のはず、でした。でも、通関された後は何処に行ったか不明。こういうところが偽物ビジネスが根付いてしまう理由だろうなと思います。

トマトのソースごとにパスタを使い分ける

トマトソースの作り方は各家庭やお店でまちまちです。

玉ねぎを加えるところもあれば、唐辛子を加えるところも。ハーブの加え方も、バジルだけだったりパセリをいれるところもあります。

それらとパスタのあわせ方ですが、ソースの重さとパスタの重さのバランスを取るのが大事だと思います。スパゲッティのようなロングパスタなら、太さでバランスを取りますが、ショートパスタなら形状でバランスを取ります。

ペンネ、フジッリ、リガートニーを例にしてみると

フジッリ
フジッリ:ねじってある部分にソースが絡みやすいので、1番ソースの味を強く感じられます。

ペンネ
ペンネ:斜めに切ってあるところからソースが中に入りやすいので、この3品の中では2番目にソースに絡みやすいです。

_23A4818

リガートニー:1番パスタ自体の味をしっかり感じられます。かなり強めのソースともバランスが取れます。
※写真のパスタは形状がリガートニーと似ていますがセダニです。

まとめ イタリアのパスタとトマトについて

トマトに関しては、汎用性が広いのは湯剥きしただけのホールトマト。次にトマトピューレだと思います。ただ、トマトピューレに関しては、ジュースのようにゆるいのはお勧めできません。完熟トマトを使用していない場合があります。

パスタに関しては、形状や太さのボリューム感によって使い分けると面白いと思います。例えば、ただのトマトソースなら1.6mmくらいのスパゲッティ、プッタネスカやアマトリチャーナなどは、2.3mmとかブカティーニなどです。

イタリア料理は、色々試せるのが面白さでもあると思います。

« Previous | Next »

copyright © hinatano all right reserved.