本物と言われるオリーブオイルは、どんな味がするか

オリーブオイルのティスティング

オリーブオイルの本物の味とは

苦かったり辛かったり、エキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)はいろんな味がします。
でも、本物のオリーブオイルには、味の共通点があります。どのような味かご案内します。

オリーブオイルで本物と言われているものが持っている風味

オリーブオイルを買って味見してみたら辛かったり苦かったりすると、本物では無いオリーブオイルかと心配されるかも知れませんが、本物のオリーブオイルでも苦味や辛味があります。さらには、意識的に辛味苦味を強くしているオリーブオイルもあります。

特に苦味に関しては、収穫の年によっては、すごく苦い場合もあります。でもオリーブオイルの辛味苦味は、ポリフェノール由来ですので健康に良い成分です。

オリーブオイルの味見

それでは、本物のオリーブオイルならではの味は、どのようなものかと言いますと、後味に表れます。
具体的には、多少多く飲んでしまっても油っぽく無くて、スッと抜けるような感じです。

文章で表すのは難しいのですが、オリーブオイルをひとくち口に含んで、目をつぶって味見してみてください。
スーと抜けて、後味爽やかなら本物のオリーブオイルです。偽物の場合は、口の中に油っぽさが残ります。

オリーブオイル含めて、本物を味見するのに必要な事

オリーブオイルのテイスティングというと、プロの鑑定士の方などは、ひとくち口にふくんで、口の中で噴霧状にして味の判定をします。そして、アーティチョークの味がするなど、味の表現をしていきます。

オリーブオイルは、オリーブの実のジュース

でも、個人的には、口にふくんで目を閉じるだけで、オリーブオイルの良し悪しは分かるような気がします。

目を閉じることによって感覚を味覚に集中できます。本物で鮮度の良いエキストラバージンオリーブオイルは、口の中でスッと抜けて無くなります。味見の際に目を閉じて集中することは、厨房で働いていたときにレストランのオーナーに教えてもらいました。

オリーブオイルの本物の味は難しい?

そうは言っても、味見したオリーブオイルが、口の中でスッと抜けたのか、後味がしつこかったのか分からないから、本物のオリーブオイルか判別つかないと思われるかも知れません。

さて、どうすれば判別つくようになるかと言いますと、イタリア展やオリーブオイルのフェアなどに行かれて、場数を踏まれるしか無いような気がします。何度も色々なオリーブオイルを味見すると自然に味覚のレベルが上がっていきます。

「そんなの当たり前!」と、お思いでしたら申し訳ありません。

ある料理について、美味しく作りたいと思ったら、そのお料理の美味しいお店をたくさん食べ歩くのが最良ですものね。
プロの料理人の方も、そうやって自身のレベルを上げているみたいですし。

オリーブオイル

オリーブオイルの場合、美味しいものか、本物かを判断する場合、このスッと抜ける感覚もご考慮されてみてください。
この抜ける感覚のあるオリーブオイルは、鮮度も良いはずです。

まとめ 本物のオリーブオイルはどんな味がする?

オリーブオイルが本物の場合、後味に特徴が表れます。
それは、低い酸度(消費しないと体について太りやすい遊離脂肪酸の量が少ない)のおかげで、本物のエキストラバージンオリーブオイルなら、かなり後味が爽やかで抜けるような感じです。

オリーブオイルによって、時折強く表れる辛味や苦味ですが、これはオリーブオイル特有のポリフェノール由来ですので、本物のエキストラバージンオリーブオイルでも、辛味苦味はあります。

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。