良いオリーブオイルを探す近道はどのような探し方か

鮮度の良いエクストラバージンは、オリーブの実の生搾りジュース

安心できる良いオリーブオイルを探す方法

健康のために良質な良いエキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)を探したい。

でもオリーブオイルの探し方を検索してみると色々難しそうなことが書いてあるし大変そう。
いいえ、一番大事なことはシンプルです。

 


 

良いオリーブオイルを探すということは入手ルートを探すこと

良いオリーブオイル、美味しくて健康に良くて安心できる物。
最近偽物オリーブオイルが話題になったので、安心で安全な良いオリーブオイルを探す方法をよく聞かれます。

オリーブオイルの味を含めた探し方については、良い方法があるのですが、味には色々好みがありますし、味ごとの探し方は安心できる良いオリーブオイルの探し方とは少し視点が変わるので、別の機会にご案内させてください。

マイルドで美味しいオリーブオイル

さて、安心な良いオリーブオイルの探し方ですが、オリーブオイルを生鮮食品に置き換えて考えてみてください。
生鮮食品で知りたい情報は、どこで誰が作っているのか(トレーサビリティ)と、どうやって運ばれてきたか(ポータビリティ)ですよね。良い生鮮食品は、それが明記されていますので安心できます。

オリーブオイルもこのトレーサビリティとポータビリティが分かるオリーブオイルが、安心できて良いオリーブオイルだと思います。オリーブオイルは温度管理が必要な生鮮食品に近い側面もありますし、この二つがしっかりしていれば混ぜ物もできません。

この二つのことを知っているのは、オリーブオイルの輸入者とオリーブオイルの販売店です。
この二つを探すのが大事だと思います。

 


 

輸入者にとって大事なのは、良いオリーブオイルの作り手を探すこと

食品博で美味しいオリーブオイルを探し当てたと思って仕事を始めて見たら、オリーブオイルの内容が違った。
実は良くある話ですし、私も以前経験しました。怪しいのがたくさんいます(苦笑)

ですから、オリーブオイルの輸入者にとっては、良いオリーブオイルの作り手を探すのが一番大事です。
良いオリーブオイルの生産者は職人ですし、オリーブオイルの輸入者も職人であるべきだと思います。
召し上がる方の替わりに目利きをするという大事な仕事だと思っています。

hinatano2016年12月の仕入れ
12月の仕入れ。例年なら新物のオリーブオイルが大量に入ってくるのですが、今年は稀に見る不作のため納得する味にならないらしく、まだ送ってきません。良い職人さんです。
頑固で一流のオリーブオイル職人

 


 

良いオリーブオイルを探すのは、購入場所を探すと言うこと

良いオリーブオイルを探す方法で、専門知識が無くてもできるのが良い買う場所を見つけると言うことだと思います。
オリーブオイルに関しては、小さくても専門店が良いと思います。高級品を扱っているお店でもオリーブオイルとほかの食物油を一緒に扱っている場合は温度管理などが出来ないと思います。

良いお店かの見極めですが、路面店でしたらオリーブオイルをひとつ手にとって「どんなオリーブオイルでどうやって運んできたか」店員さんに聞いてみるのが一番確実ですが、さすがに手間ですので、そのお店のホームページを見てみてください。しっかりした店ならトレーサビリティとポータビリティが、ちゃんと書いてあります。

 


 

まとめ 良いオリーブオイルを探す近道

安心できる良いオリーブオイルを探す上で一番大事なのは、トレーサビリティとポータビリティを把握しているお店を探すことです。一番簡単なのはインターネットでオリーブオイルの販売店を探して、トレーサビリティとポータビリティについて書かれているかチェックすること。お店の方が書いたブログでも良いと思います。

真摯に良いオリーブオイルをお届けしたいと言う人は、私も含めてたくさんいます。ぜひ探してみてください。

 

hinatano

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。