美味しく、飲めるオリーブオイルの本当の見分け方、教えます【hinatano】

hinatano
オリーブオイルの見分け方

本物のエクストラバージンオリーブオイルの見分け方、
オリーブオイルの選び方、オリーブオイルの種類。

オリーブオイルって、美容や健康に良いと言われていますよね。でも選ぶのがとても大変。ネットで情報を調べると、 ものすごい情報量が出てきて、サイトによって書いてあることが微妙に違ってなんだかよく分からない。それに値段 も高いものからお手頃なものまで幅広くあるし、何をどう選んで良いのか。

なんでこんな事になっているかと言うと、きっと書いている人がオリーブ農家やオリーブオイルメーカーの話をその まま書いているからだと思うのです。イタリアだけでも食用のオリーブは 200 種類以上あると言われていて、それ ぞれ品種ごとに収穫方法や時期が違っていているのです。

例えば、「オリーブは完熟が良い」とか、「早摘みの方が良い」とか...正しいのはどっちなの?! これはオリーブの品種や産地の食文化に関連していて、どちらも正しいのです。

4 年間イタリアでコック修行をしながら、あまりの現地のオリーブオイルの美味しさに感動してすっかりオリーブオ イルフリークとなった私が、「間違いないオリーブオイルの選び方」を伝授します!

オリーブオイルの選び方を伝授します

「エクストラ バージン オリーブオイル」、「ピュア オリーブオイル」、
「サンサ オリーブオイル」これらの違いは?

オリーブオイルは、色々なカテゴリーに分かれています。エクストラバージンオリーブオイルとか、ピュアオリーブオイル。サンサオリーブオイルなど。分かりにくいので、大きく分けて簡単にしましょう。

エクストラバージンオリーブオイル

まず、オリーブの実を搾っただけで、酸度 0.8%。つまりオリーブの実のフレッシュジュースであるエクストラバージンオリーブオイル。これはジュースですから飲んでも油っぽくありません。

そのほかのオリーブオイル

あとは、そのほか。ピュアオリーブオイルとかサンサオリーブオイルとかは、化学的に精製した「油」です。 サラダ油よりは身体に良いと思いますが、とても飲めたものではないもの。 酸度が 1%以上のバージン オリーブオイルもこれに含めてしまいましょう。バージンオリーブオイルは、絞る前のオリーブの実が傷むなどして、酸度が基準を満たしていなくてエクストラバージンオリーブオイルになれなかった品です。

きっと興味があるのは、エクストラバージンオリーブオイルですよね。 細かくご紹介する前に、オリーブオイルを選ぶ上で大事なことを。

オリーブオイルを運ぶ上で大事な事

良いオリーブオイルとして、一番大事なのは傷んでいないこと。
エクストラ バージン オリーブオイルは、デリケートで傷みやすい。
オリーブオイルを選ぶ上での最低条件はこちら。

オリーブオイルは、色々なカテゴリーに分かれています。エクストラバージンオリーブオイルとか、ピュアオリーブオイル。サンサオリーブオイルなど。分かりにくいので、自分に関係のあるところだけにして簡単にしましょう。

熱...熱が鮮度を左右する→輸入方法(航空便・船便)に注意!

お料理の先生やテレビなどでも良く言われていることでご存知の方も多いでしょう。
概ね 30°C以上に置いておくと油っぽくなります。そういう研究結果も出ています。ですから輸入する際には飛行機が 1 番良い方法。船で輸入する際にはワインの輸入などに使用するエアコン付きのコンテナを使わないとエクストラ バ ージン オリーブオイルが傷む可能性があります。
船は中東やインドの沖を通って日本に来ますし、東南アジアで日本への乗り継ぐ船を待ったりして、最悪コンテナ内 は 60°C位なることもあります。でも、残念なことに、エアコン付きのコンテナを使用している輸入業者はあまりいません。
選ぶときにどのような輸送方法で輸入されてきたか書いてあるかどうか、書いていなければ調べることも大事です。
あと、日本に入ってからの輸送方法も大事です。真夏のトラックとかも荷台は高温です。
オイルのボトルに管理温度の指定など書いてあると安心です。

光...オリーブオイルが一番苦手にしているのは光→ボトルの色に注意!

エクストラ バージン オリーブオイルの少し緑がかった色は葉緑素。昔、理科の時に習ったあれです。
この葉緑素は光で分解して酸化物質を出します。光合成というのですが、これは開封していなくても起こります。
なので、透明容器に入ったエクストラ バージン オリーブオイルは傷んでいる可能性がとても高いです。
特に絞ったあとにフィルターをかけていないエクストラ バージン オリーブオイルは、たっぷり葉緑素を含んでいるので、ものすごく傷みやすいです。なので、ボトルが遮光ボトルであるかどうかは絶対にして最低条件です。

酸素...酸素には結構強い方。でも気をつけて欲しい最近流行の計り売り。

空気で酸化。これはご存じですよね。ですから開封後は早めに使い切ってしまいましょう。
でも、実際空気に触れているのは、オリーブオイルの一番上だけですから、チョコチョコ使っていれば結構長持ちし ます。時折しばらくぶりに使おうと思って蓋を開けてみたら、酸化臭が...!こんなこと経験されたこともあると思い ますが、ほとんどの場合は、瓶の口の部分です。注ぎ口を外して丁寧に拭けば、臭いは無くなります。
空気で気をつけなければならないことがもうひとつ。最近流行のオリーブオイルの計り売りです。
大きな容器に入れて下についている蛇口のようなもので小瓶に注いでいるみたいなのですが、
一番上の空気に触れている部分は、どうなっているのか...ちゃんと捨てているのか、計り売りで買うときにはご注意 ください。

オリーブの実

高価なものからお手頃価格のものまで...そのお値段の違いの理由とは?

オリーブオイルの価格って、実に幅広いですよね。美味しいかと思って高価なものを買うと期待ほどではなかった... こんな経験ありませんか?
エクストラ バージン オリーブオイルの値段は、非常に多くの要素から決まります。
オリーブの実の重量あたりの搾油率だったり、産地周辺の物価水準だったりします。
なので、高価なオリーブオイル=かならず美味しいとは限らないのです。
ただ、あまり安価なオリーブオイルは、安心できないということです。安いのにはやはり理由があります。
イタリア産の場合、定価で 1 リットルあたり 3,000 円を切る品は、100%イタリア産でないか、何らかが混ざっている可能性があります。

計算するとエクストラバージンオリーブオイルが1リットルあたり3,000円を下回るとイタリアの生産者は生活で きないとイタリアの生産者組合の会合で聞いたことがあります。

オリーブオイルを使用したパスタ

毎日のお料理に使いやすくて、おいしいオリーブオイルの見分け方。

お料理に使うとき使い勝手が良い、1本で大体の料理を賄えてしまうエクストラバージンオリーブオイルが一番良いですよね。
魚料理用と肉料理用に分けて使うのが一番良いかもしれないけど、揃えるのも大変だし、使いきれるか心配。

どんな品が良いかというと、辛すぎず、苦すぎず、軽すぎず、味をしっかり感じるけどくどくない。せっかくだから パスタの仕上げや、サラダにかけた時に良い香りがするもの...そんなオリーブオイルがベストですね。
傷んでいない品の見分け方は前述の通りですが、では、産地などボトルのラベルにある情報でどうやって味の違いを 見分けることができるでしょうか?

大事にしたいのは、馴染める味であること。

大事なのが、その味に馴染めるかということ。オリーブオイルは南欧の料理にとっては、味のベースになるもの。
和食の出汁のようなものです。例えば魚介類にあうエクストラバージンオリーブオイルとされている品の産地は、 海に近い事が多いです。なぜなら産地の人達は、大昔からそのオリーブオイルを使って魚介類を食べていたからです。
言い換えれば、魚介類にあうように長年工夫して作り上げたエクストラバージンオリーブオイルだからです。 同じ理由で、山の中が産地なら肉料理にあうオリーブオイルになっています。

日本人の好みに合うエクストラ バージン オリーブオイルはイタリア産。

イタリア料理はだいぶ前から日本の食文化に溶け込んでいますよね。イタリア料理が日本に紹介され始めた数十年前、 イタリア料理と言えばバターやクリームを中心にした北イタリア料理が中心でしたが、今は色々な地方のイタリア料理が入ってきています。以前目にしたテレビ番組で、鮮度の良い魚介類を新鮮なオリーブオイルでいただくカルパッチョを食べた日本の漁師さんが、その料理の軽さと奥深さに感動されているのを見たことがあります。
日本と国土の広さも近く、海に囲まれていて新鮮な食材が手に入りやすいという気候風土も似ているからか、イタリア料理は、特別日本人の好みにあっているようです。
オリーブオイルの産地として一番有名なのはもちろんイタリアで、スペインやギリシャがそれに続きますが、イタリア産のオリーブオイルが一番日本人に好まれるのは、イタリア料理店がスペイン料理やギリシャ料理店に比べて圧倒的に多いことでわかるように、食文化が近くて馴染みやすいからと言えるでしょう。

エクストラ バージン オリーブオイルをお料理で使用する場合の
選び方まとめ。

エクストラ バージン オリーブオイルは南欧の料理にとっては出汁のようなものです。
産地が海沿いのオリーブオイルは、魚介類にあうようにマイルドに。山の中が産地のオリーブオイルは、辛み、苦み がしっかりしています。

いろいろな種類がある中で迷った場合、まず最初に良いもの、色々美味しく使えるものをと思った時には、光や輸送 時や保管時の温度対策がしっかりしている安全なもので、イタリア産で海の近くで作られているものが、初心者さん にも上級者さんにも間違いなく安心でおいしく、おすすめです。

オリーブオイル

母乳と成分がよく似ている!
エクストラ バージン オリーブオイルを美容、健康の為に飲む場合。

テレビや雑誌などで最近よく取り上げられることもあり、母乳と成分がよく似ている良質のエクストラバージンオリーブオイルをぜひ美容や健康のために摂りたいというお話を耳にします。
大切なのは、毎日無理なく続けられる味の品を選ぶこと。

オリーブオイルを飲む...オイルを飲む?なんて、とても違和感を感じられますよね。
でも、エクストラ バージン オリーブオイル(エクストラ バージンに限って)は、そもそもオリーブのジュース。
リノール酸やリノレン酸など必須脂肪酸と言われる成分の比率が、母乳よく似ているのをご存じでしたか?
イタリアではローマ時代から母乳の補助食品としても使われて、あかちゃんに少量飲ませていたりします。
飲んで得られると言われている効果には、心臓病や糖尿病、動脈硬化、癌など発生予防。女性の肌の美容、それにお 通じ。など沢山挙げられています。
オリーブオイル中の脂肪酸の約 70 ~ 80%はオレイン酸です。
オレイン酸は腸で吸収されにくいので腸内物をやわらかくして排便を促し、大腸がんを防ぐと言われていますし、同 じ体内に取り込みにくいという理由から、太りにくいとも言われています。

ただし、これは傷んでいない(成分が劣化していない状態の)エクストラバージンオリーブオイルであることが大事です。

こんなに良いことがたくさんある「オリーブオイルを飲む」ことですが、大事なのは「無理なく毎日楽しく続けられること」ですよね。辛かったり、苦かったり、個性の強い味のオリーブオイルを我慢して飲む。
こんな辛いことをしなくても良い方法があります。

マイルドだけど身体に良い成分がしっかり入っている
バランスの良いエクストラ バージン オリーブオイルを選ぶ。

オリーブオイルの辛みや苦みは、ポリフェノールです。
「他のオリーブオイルよりポリフェノールが多い品です。」というオリーブオイルは、他のオリーブオイルよりも辛いか苦いということです。

飲んだり、日頃のお料理に使ったり、いろいろ使い勝手の良いオリーブオイルを選ぶとすれば、海の近くが産地で、 魚介類の料理に使用するような、サラッとして軽い品が日本人の好みに合うことがほとんどです。

エクストラ バージン オリーブオイルを
美容、健康の為に飲む場合の選び方のまとめ。

良質なエクストラ バージン オリーブオイルは、母乳に成分がよく似ている身体にとても良い品。
でも「辛すぎたり苦すぎたりして、飲むのが大変」これでは、毎日続けられません。
魚介類によくあうように作られたマイルドな品で味にも馴染みがある、イタリア産のオリーブオイルがおすすめです。

hinatanoオリーブオイル

「結局どれか一本だけ選ぶとしたらどこの?」

最後に、4年間イタリアでコック修行をしている間にオリーブオイルマニアとなった私一押しのエクストラバージンオリーブオイルをご紹介します。
あそこのがおいしい、ここのもおいしいとウンチクを垂れる私に、友人から「で、 結局どれか一本だけ選ぶとしたらどこの?」と聞かれて、選んだのがこの品。

北イタリアの海沿いで、ジェノベーゼペーストの本場に近いところが産地のこのエクストラバージンオリーブオイル「200 年有機栽培を続けているブルーナさんの オリーブオイル」は、マイルドな上に、ジェノベーゼペーストの様なしっかりした 味の料理も演出できる力強さがあります。200 年間一度も農薬を使わずに育てた力 強いオーガニック農園が生むの伝統の品です。

「辛み苦みがマイルド」ということは、抗酸化物質が少なくてデリケートな品なので、輸入にはしっかり飛行機を使用し、お手元へ届くまでちゃんと温度管理してい ます。お手元での保管は30度以下のところに置いておけば大丈夫です。

ブルーナさんのオリーブオイルのご注文はこちら